歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

祭り報告1、神社での揉め事

本日は、一回きりの更新ですが

7月24日(土)の鶴見神社祭礼、連合町会神輿渡行について

私の携帯電話が、壊れた為、写真が無いの痛手です。

長文になりますが書こうと思います。

お付き合いください。


毎年祭りの土曜日は、午後1時からの子ども神輿、山車の渡行が終わると

夕方から、6つの町会の神輿の大人の連合渡行が行なわれます。





例年は商店街を通って鶴見神社の境内まで、連合町会の青年会が中心となり渡行されますが

今年は、JR鶴見駅前のタクシー広場から神社までの渡行でした。

我が中町会は6基の神輿の先頭でした。

青年会長が連合の指揮を取っていますので、私が代わりに中町会の神輿の責任者でした。
(元青年会長ですから・・・・)

そして、駅前の打ち合わせの際に、事前にもらっていた資料どおり

神社に入った時の当町会の神輿の下ろす位置も確認しました。

6カ町の神輿の中でも、当町会の神輿の担ぎ手はダントツに多いのです。

土曜日だけでも100人以上、日曜日は優に200人を超えてました。

この人数の元は、



こいつ!ナベです。

東京の団体やら、はたまた岐阜県からも協力団体が毎年来てます。

このナベが10数年前私と出会い、初めて鶴見で神輿を担いで以来

担ぎ屋としていろいろな所で神輿仲間を増やしまして

他団体と合わせると20近い団体の協力からなっています。

その為、中町の神輿は不動のもの!

そんな、中町の神輿が連合渡行の先頭になり神社に宮入りしましたが

神輿を下ろす場所で、ひと悶着ありました。

つい20分前の最終の打ち合わせと違う場所を指定され

連合青年会内でも、あっちだ!こっちだ!と右往左往!

事前にもらっていた資料は何だったのでしょうか?

前だ!後ろだ!と二転三転するので

私もつい

「一体どっちなんだ?」とどなり

あわや、持っているメガホンを投げつけるところでしたが

一呼吸し、冷静に大人の対処に徹しました。

振り向くと、我が町会の神輿が、各町会の神輿が入りきった境内内で

180度反転し、神社を出ていこうとしているじゃないですか!

これには、思わず

「誰の指示で、戻ってるんだ!」とメガホンで怒鳴りましたが

まぁ こんな扱いされるんじゃ仕方ないかとも思いました・・・・

しかし任務柄、我が町会の神輿に走りよると

既に我が町会の祭礼委員長の長谷川さんが境内に戻るように指示してました。



危うく神社での不敬を働くところでしたが

何とか、おさまり、お払いが済むと、反転させた張本人の我が叔父貴と私と長谷川さんで連合青年会に詰め寄りました。

揉め事があった際は、その場で直ぐ解決する!

これが鉄則です。

3人で連合青年会長の下に詰め寄ると

普段温和な、長谷川さんが激しい口調で口火を切ります。

「お前たちは何やっているんだ!あっちだこっちだって事前の準備は何だったんだ!」



アー 先に言われちゃった(笑)と思っていると

私の叔父貴が

「お前ら冗談じゃないよ!犬猫じゃあるまいし!あっちだこっちだって!

中町をなめるのもいい加減にしろよ!ここまで協力してやっていのが判らないのか?」

と更に強い口調で吠えまくります。

それもそのはず、

今回の連合渡行で通りの通行止めなどの手配をしたのは、我が叔父貴

そして、連合町会会議の際も、連合青年会に対する各町の町会長の批判を

一括して、連合青年会を助けた張本人でしたから

怒りは一塩だったと思います。

今にも飛び掛ろうとする叔父貴を抑えながら、私は心の中で

「今回は、抑えの役だな!」と思い

「判ったから吠えるな!」と叔父貴をどなり、抑えながら連合青年会長に対し

「こちらも大人げの無い行動をして、本当に悪かったな」と

あえて低姿勢に、謙虚さを見せながら、叔父貴を引っ張っていきました。

しかし、叔父貴の力も周りから見るとえらい勢いのようですが

私にはこれがパフォーマンスだと直ぐわかりました。

だってそれ程力が入ってないんだもの(笑)

叔父貴がマジな時は、抑えるのに一苦労しますから(笑)

こうして、3人での大いなる抗議のパフォーマンスの結果

直ぐに、連合青年会長の侘びが入りました。


この後、神社からの帰りは

あのゴタゴタで中町の担ぎ手が半減しているかと心配しましたが

何のこと無い!殆ど居なくなる者は無し!

さすが統制が取れてますし、皆あの3人でのパフォーマンスに満足している様子でした。

うちの町会の担ぎ手は皆立派です。


後で、その場に居合わせた鳶職人の頭さんからは

「中町はすごいね!良くあそこで我慢したね!男が格段上だよ!」

とお褒めの言葉も頂戴しましたが

当の3人は後で、

「あれは、役柄の打ち合わせは無かったけれど、ほぼ出来レースだったよね(笑)」

と口々に言い合ってましたよ!


それに、私が青年会長を努めていた5,6年前も同様に神社で揉め事がありましたが

その時の面子と、全く一緒だったのも笑いものでした。

その時は、私が火付け役、納め役が叔父貴、間に入って事を納めるのが長谷川さん

その時も、当方には何の落ち度も無かったのですが

先に小事(自分の態度など)に関して誤ってしまった方が

重大事を犯した方が恐縮して、大いにわびるものですし

相手をケチョンケチョンに知らしめるより、

相手に敬意を払いつつ、正しい事をして正論を吐く

言うべき事は言いますが、相手の逃げ道をふさがず

相手も少しは立ててやる!

この事が揉め事解決には一番大事なんです。

肌でいつも感じてますよ・・・・・・・(笑)


こうして、24日(土)の祭りは無事終わり

翌25日(日)を迎えるのですが

24日の夜は、大事な事もありました。

ある方の七回忌・・・・このお話はまた明日に  続く