歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

中町会初午準備に

さて本日は祝日ですが

普段と変わらず動き回っています。

今週初めから娘がインフルエンザで寝込んでいますので

隔離をして部屋から出て来れない。娘に食事を作ったり

息子たちの洗濯をして部屋干ししてから行動開始です。

明日、2月24日に商店街のイベントのドット来いがあり

消防祭りということで、実際に火を使った水消化器の訓練に近隣のお店が参加してもらえるようにお願いして回ったり、明日の準備中です。

そんな中、明日はイベント盛りだくさんで

当社マルハチ店舗の全商品15%オフのスプリングセール初日でもあります。

 

末の息子と商店街内にテントを張って、お客さんを仮店舗への誘導をする準備も怠りありません。

そして、もう一つ、大事なのが、

明日の夜、我が町会である。鶴見中央中町会の初午祭なのです。

もともと、京急鶴見駅のすぐ横に町会の会館と稲荷神社があり、

その場所を60年前にビルにする際に、仲町稲荷神社は鶴見神社に預かってもらうことになりましたが、毎年2月のニの午の日に

町会の1年の安全を祈願し、初午祭を行っております。

私は小さい頃から、自分の家マルハチビルにお稲荷さんがあったので、

祖父や父とお稲荷さんの神事を準備してきましたので、

その流れで、町会の初午の準備も父と一緒に手伝ってきました。

我が息子たちにも若干を教えておりますが、最近は学校やらバイトやらで手伝ってもらうのもままならなくなりまして、万が一のため、このブログでやり方を伝えておきたいと思います。

まず昨日、町会の芳村さんと祭壇をつくりました。

この祭壇は組み立て式で、年に2回、この初馬サイト7月の鶴見神社のお祭りの際に組み立てます。

夏祭りの際は、御簾(みす)や地味な装飾なのですが、

2月の初午祭の時は赤色を基調にした装飾となります。

祭壇の掛け軸も、初午祭用の絵の入ったものになります。

この掛け軸の箱には、昔初午祭用に近所の人たちの奉納芳名録が入っています。

そして本日行うのは、奉納の飾り付けです。

町内のスーパートミヤで海の物山の物や油揚げを買い出ししてきました。

まずそれらを置く三宝(さんぼう)の向きです。

三宝は下の台に3つ穴が空いています。

穴が空いていない一方を神様側に向けます。

すると正面から見ると、正面左右に穴が見える形になります。

またその上の皿の部分ですが、つなぎ目が正面に見えるようにします。

確か父曰く神様に裏の部分を見せないためだと聞いています。

そしてその上に昔は奉書紙で作った白い髪を置いて正面に垂らすのですが、

最近はコピー用紙を使っています。

1番大きな三宝はB4判のコピー用紙が最適です。

そして、お供物の飾り方ですが、

神様へのお供物です。

まずは海の物

これらは基本的に海でとれる海産物です。

今回は

鰹節、海苔、桜エビ、干しわかめ、貝柱のほぐし缶、カニ缶、さきいか、煮干し、えいひれ、干しあじ、だし昆布

の11品です。

とにかく父達から言われてたのが、お供物は9とか11とか奇数でなければいけないと言われています。

そして、これらを三宝に乗せるわけですが、正面から見てうまく立てなければなりません。

これらは祭壇に向かって右側に海のものを置きます。

見栄えよく立たせるには、購入する際にうまく立ちそうなものを買うのがコツ。

そして裏技が、上の写真見て何か気づく事はありますか?

実はセロテープでお供物をぐっと巻いて立たせているのです。

次は山の物です。

今回は

大根、インゲン、アスパラガス、にんじん、えのきだけ、はっさく、パプリカ、サツマイモ、茄子、かぼちゃ、しいたけ

の11品です。

彩りも考えながらスーパーで選びますが、

コツは、四角い三宝にうまく収まり立たせて固定できるものを選んでいます。

かぼちゃは、角にするのに最適ですし、

大根は切ったものであれば固定しやすく立ちやすいです。

にんじんも太いものであれば立ちやすいですし、少し長めのものは後ろのほうに置き、背の低いものは極力前に置き見栄えを良くします。

こんな感じになります。

こちらのほうは、セロテープを使わなくても完全固定できています。

お稲荷さんは狐ですので、大好物の油揚げも小さな三宝に置き

最後に明日真ん中の大きな三宝に、町会内の和菓子屋さんの清月さんの奉納品であるお餅をおきます。

それと、花屋でおさかきも一対買い水を入れておきます。

最終的に本日飾り終えたのがこちら

明日は夕方に祭壇前の

水、米、塩を準備すれば完璧です。

これは右から水、米、塩です。

み こ し 

右からみこしと覚えれば良いのです。

さぁ、これであなたも明日から祭壇作りができますよ。(笑)