本日6回目の更新です。
引き続き火事場の思い出です。
幼少の時の火事は、煙はぼうぼうに見えましたが
火は直接見ていませんでした。
火事場の恐ろしさを知ったのは、高校の時でした。
東京の高校に通っていた私が、JRで鶴見駅に着くと
改札付近が、なんとなく白い煙に包まれていました。
階段を下りて行けば行くほど、煙の濃度は増しました。
そして、駅前のパチンコ屋の裏手から、その煙は上がっていました。
そこに行ってみると、まだ消防車も着ていなかったのですが
簡易旅館の2階の窓から、大きな炎が上がっていまして
建物の前に張ってあった電線が、バチバチと火花を上げながら切れていきます。
これは危険だ!と消防車と入れ替わりに退散しましたが
その後、当社ビルの屋上にあがり
その消化の様子を眺めていましたが
すごく嫌な臭いが立ち込めていました。
私の通っていた攻玉社高校の裏手に桐ヶ谷の火葬場があり
人を燃やした時に、風向きが悪いと、もろにその臭いを感じましたが
正にその臭いでした。
その後、新聞を見ると
旅館の従業員が刺されて放火されたとの事
あの臭いは忘れません。
そして駅前でもう一つ遭遇した火事
これは、当社に勤めてからでしたが
お客さんのお店であったので、すぐさま連絡をしましたが
電話がつながりませんでした。
従業員さんが、必死に消火器を持って飛び込もうとするのですが
既にその域を超えており
消防隊の出番でした。
それぞれのシーンで私はアドレナリンが瞬時に分泌されるのを感じました。
そして、最大の火事場の思い出はこの次の更新にいたします。