歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

最大の試練③最終編

相変わらず、充実した毎日を過ごしており

ブログも書く時間すら無く、休日出勤の仕事が早く終わったので

ここ数カ月の備忘録の続きを書きます。

前回8月9月に

町会長が入院し、町会長の代行を務めながらも

家族サービスしたり、家族がコロナになりつつも、地域の各役職を務めていた話を書いておりました。

防災の日の小学校の防災拠点訓練も何とか形にする事が出来ました。

以前から長谷川町会長のもとで、情報班長を仰せつかっており

避難訓練から脱却し、防災拠点としての立ち上げ訓練など、綿密に準備を行ってきたかいが有りましたが、実際の災害の際も責任者が不在の時は、次席以降の者が順番にその任を努めなければなりません。

会長不在で本来はNO4のはずが、諸事情によりNO2へ

そして司会を務めながら、無線機のやり取りをしながら、情報班長も務めると言う事をやってしまいました。

まるで、宇宙戦艦ヤマトの沖田艦長の代わりに、艦長代理の古代進が艦の指揮をとりながら、ブラックタイガーとともに自ら戦闘機で空中戦をしている状態

アニメの中では様になっているかもしれませんが

リスク管理や運用面では、大失態ですよね!(笑)

 

さてここからが本当の本題です。

何故最大の試練だったのか!

それは、偉大なる町会長、長谷川さんの様態が急変し、

9月9日にお亡くなりになってしまったのです。

 

・・・・

私の中では、業界、商店街、地域の仕事、本来の会社経営と、ただでさえ充実しまくっているのに(あえて充実とプラス思考で書かせてもらいます)

会長復帰までの代役だと頑張ってきた気持ちが、一瞬プツンと切れた状態になりました。

しかしそこで立ち止まるわけにいきませんでした。

会長の意志を受け継がなければなりませんでした。

長谷川会長は、30年以上町会長をしてきた岡野会長勇退に伴い2、020年より我が鶴見中央中町会の町会長となりましたが、地元では鶴見法人会の会長であったりと有名な方なのです。

私にとっても大切な親父でして

私が若い頃、祭礼で鶴見神社内で喧嘩になった際には、体を張って私と相手との中に入り、私に手を出させない様にしてくれたり

長谷川さんが叙勲を受けた際の式典の席では、数百人の満座の中で

「自分の地域活動人生の中で、一番印象に残っているのは、法人会で9.11震災の被災者さん達に焼きサンマを提供しに行く時に、そこで笑っている八木君がテントやボランティア人員を集めてくれて、被災者さん達に焼き魚は被災以来初めて食べたと泣きながら感謝してもらった思い出です。」

などと言われたりもしました。

私が若い頃から息子の様に接していただき

父や叔父の葬儀にもご尽力いただき、彼ら亡きあとは、私の後ろ盾となってくれてもいました。

また地域の福祉障碍者団体や優良法人会会長など多くの役職も歴任しており

私も一部一緒に活動していました。

そんな事も有り、役所に会長代行届を出した途端

滞っていた各団体の決裁事項等が私のもとに来まして、出来ること出来ない事の仕分けをさせていただきながらも、止まっていた事項を解決しなければなりませんでした。

同時に、長谷川会長のご葬儀の受付などの人員手配等も行い、多忙の上に多忙となりましたが、その状態に更に追い打ちが・・・・・

我が叔母が亡くなり、なんと葬儀の日取りが、長谷川会長と丸被りとなり

八木一族の家長として、叔母の冷暗所に赴き、従弟と式の準備段取りもしました。

叔母も我がマルハチで長らく働いておりましたので、社員から葬儀の手伝いの申し出も有りましたが、既に退職しているので、ありがたかったもののお断りをして

叔母葬儀出席の親族だけで40人ほどおりましたが、その中で私の子ども達や、弟の子ども達(大学生や高校生)に受付や会計、お返しの係などを任せました。

段取りだけ式前に説明し、全て任せたのですが、彼らにとっては良い体験になった事でしょう!後で「よくやっていましたよ!」と報告も受けました。

そんなこんなで、通夜告別式も場所が近隣で数時間ずれていたことも有り、

両日、叔母の式の準備をして段取りを整え、その後長谷川さんの式に行くと言う状態でした。

告別式で長谷川さんの出棺を見送った後は、叔母の火葬場へと逆戻り

こんな体験は初めてでした。

 

重なる時は、重なるもので

本業のマルハチの本来の提案案件がことごとく決まり、その対応にも追われ

更に外商部の大口案件の配送業務の手伝いやらも有り

遂には体調を崩し、検査に行かなければならない事態に陥りましたが

そこは、公表するわけにもいかず、平静を装っておりました。

一時は八木一族特有の病気かもと心配しましたが、検査の結果、癌ではなく自然治癒に向かっているとの事で安心は致しました。

 

9月末には、既に10月の予定がすべて埋まっている状態!

11月の予定も半分は埋り!毎日1時間おきにスケジュールが決まり超充実な毎日を送っております。

こう書くと、「八木さん大変だね」など思われがちですが

地域の皆さんからは「八木さん大変だね!何か手伝えることが有れば言ってね」と

助力の申し出も多数あり、故長谷川会長の意志をしっかり受け継ぎ、やれることはやる様に務めています。

10月に入っても相変わらずのスケジュールですが、新たな仲間も加わり

失くした以上の人脈に恵まれており

精神的にも超前向きでおります。(笑)