歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

難民船?

本日3回目の更新です。

どうも調子がよくないのが判るので

オタクな話でも書きましょう。

先日の海上自衛隊観艦式の裏話です。

参加艦艇29隻、参加航空機29機による

相模湾洋上での軍艦のパレードです。



その艦隊運動は見事なものでしたが、

当日は、雨が降りしきり、また、台風も近づいていたので

海は荒れ気味でした。

私は、台風の最中の船旅なども経験してますので

そんなに大揺れとまではないと思っていましたが

同じ護衛艦「さわかぜ」に乗り合わせた大多数の人は

船酔いと、風雨の寒さに凍えていた模様でした。

乗船するなり、ほとんどの人が

毛布を借りて、包まってまして




甲板上の至る所、艦内の食堂などで凍えてます。

まるで難民船のような光景でした。



私は、一緒に行った中西君のおかげで

しっかり防寒具に身をくるんでいましたよ!



艦の揺れで相当数の船酔い患者が居た模様でしたよ!

おかげで、あちこちにエチケット袋がありましたね!

さて、観艦式では実際に大砲などを撃ちます。

と言っても儀礼の為の礼砲なのですが

私の乗った「さわかぜ」前部の51番砲塔と後部の52番砲塔の

2つの5インチ砲を搭載しています。



艦橋の上から見ると、こんな感じです。

前に見えるのは、51番砲塔でMK42型は結構古いのですが

1分間に35発の127ミリ砲弾を撃てますが

祝砲は自動装填ではなく、手で入れて

薬きょうの排出も手で行なってました。



これが、実際に祝砲を売っているときの画像です。

私たちの前を進む「はたかぜ」の52番砲の発泡状況が見えます。

艦橋トップに一緒に居て、頭だけ写っているのが

さわかぜの砲術長らしき方

この方の号令で、装填、発射、廃きょうなどを行なってました。

この「さわかぜ」の後部には対空ミサイルスタンダードを発射するランチャーがあります。



ランチャーは上から2枚目3枚目の写真のものですが

ミサイルを誘導するレーダー(イルミネーター)が後部に2つ

背負い式で存在します。

乗員の人の話によると

レーダー関連の仕事の人、特にレーダーの電波を受けやすい場所の人は

男の子が産まれないそうです。

電波の影響でしょうか?

そして観艦式も終わり、東京湾の横須賀に近ずくのですが

この頃は、本当に難民船のようです。

相当酔っている人が多いらしく

医務室は処理が出来ない模様

また、艦内のイスがある食堂や公室やらはぐったりした人たちで一杯

また、倉庫なども開放してましたが

それでも、ぐったりした人たちを収容できなく

通路上にも、座り込んでいる人たちがたくさん居ました。

私は、至極元気で、艦内をくまなく見て歩いていたのですがね・・・・・



しかし、今現在

そう、きょうの寒さか?疲労か?

どうも調子が悪いようです。

早く帰って休みます。