歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

CIWS

さて本日は

新たに作りましたカテゴリーですが

CIWSって知ってますか?

知らない方がほとんどのはずです。

今日は故有って軍事のお話をさせていただきます。

最後まで読んでね!



これがCIWS日本語では「個艦防御システム」です。

海上自衛隊護衛艦に搭載している機関砲です。

昔の軍艦には、敵の飛行機の攻撃に対処する為の

高角砲や高射機銃がハリネズミの様に搭載されてましたが

現在の護衛艦にはこの様な機関砲が2つぐらいしか搭載されてません。

その分、長距離での対空ミサイルが積まれているのですが

現代では飛行機よりもミサイルの存在が大敵となってます。

飛行機も第二次大戦中の様なプロペラ機ではないので

自分の艦に向かってくる

速度の速いジェット機やミサイルを打ち落とすには

このCIWSが不可欠

上の白いドームにレーダーが詰まっていて

自動的に目標を追尾します。

そして、中央の6砲身あるバルカン砲が回転しながら

高速で大量の弾を目標に向かって撃ち

ミサイルや敵の航空機を打ち落とすのです。

軍艦にとっては、ミサイル迎撃で打ちもらした

最後の砦、サッカーで言えばゴールキーパーの様な物です。

このCIWSは各国の軍艦に搭載されてますが

未だにこの機関砲でミサイルを迎撃した事はありません。

その様な事態が起きていないからです。

イランイラク戦争の際に、イラク軍が間違って

ペルシャ湾上のアメリカの軍艦「スターク」にエクゾゼ対艦ミサイルを撃ってしまいましたが

この時は、このCIWSは作動しませんでした。

しかし世界で唯一攻撃機を撃墜した事はあります。

何を隠そう、撃墜したのは日本の護衛艦「ゆうぎり」でした。

ハワイ沖でリムパックという日本とアメリカの合同演習中

アメリカ海軍のA6イントルダー攻撃機

日本の護衛艦ゆうぎりに異常に接近してきたのです。

その際に、コンピューターが反応し自動追尾して誤射してしまい。

米軍攻撃機を打ち落としたのが最初で最後です。

幸い、2人の搭乗員は無事でしたが・・・・・・・・・・

なんでこんな記事書くの?

と言われそうですが

本日は、選挙ながら事前に不在者投票に赴き

当初入っていた、イベントなどの予定をすべてキャンセルし

行って来ます。

海上自衛隊の観艦式」です。

長いまえふりでゴメンナサイ!