歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

関門海峡の衝突事故

本日2回目の更新ですが

たぶん日をまたぐのでしょうね

本日の報道で、TBSの朝の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」の内容に、「重大な放送倫理違反があった」として

放送倫理・番組向上機構BPO)の放送人権委員会から

また勧告を受けていました。

過去にもこの番組は同様の勧告を受けてますが

作り手の偏りと言うか?理解不足?が目立ちます。

先日も関門海峡での自衛官「くらま」と韓国コンテナ船の衝突事故の報道を見て

え?何この番組?と疑問を持ちました。


私が25日行った自衛隊観艦式で写したくらまの写真です。

この2日後の事故だけに、私が自衛隊側に偏っているのでしょうか?

でも、当初から専門家の意見でも、くらま側のミスよりコンテナ船の側のミスを指摘してました。


本日の読売新聞にも

関門海峡で27日夜、海上自衛隊佐世保基地所属の護衛艦「くらま」と韓国のコンテナ船「カリナ・スター」が衝突した事故で、第7管区海上保安本部(北九州)は29日に記者会見し、コンテナ船が前方の貨物船を避けようと急旋回してから、「くらま」が衝突するまで数十秒だったことを明らかにした。

 7管の野俣光孝次長は個人的な意見と前置きしたうえで、「急に目の前にコンテナ船が出てきたくらまにとって衝突回避は難しかったのではないか」と述べた。

 7管によると、コンテナ船は急旋回してほぼ真横を向いた状態になり、対向する航路を進んできた「くらま」がぶつかった。急旋回を始めた時点で、管制業務を担う関門海峡海上交通センターはコンテナ船に「反対側の船舶に注意して下さい。カリナ・スター、カリナ・スター」と無線で呼びかけたが、応答がなかった。針路をふさがれた「くらま」は、センターから「注意して避けて下さい」と伝えられ、逆進をかけたが間に合わなかったという。

 野俣次長は「追い越しをかける角度をはるかに超えた急な曲がり方で、船の大きさ、速度を考えるとかじを切っても元の針路に戻ることはできない。衝突しなければコンテナ船は座礁していた」と話した。

 一方、原因を調査する運輸安全委員会によると、事故当時、コンテナ船では3人の乗組員が目視やレーダーで見張りを行い、「くらま」の存在を認識していた。船長は関門海峡を数百回航行したことがあるといい、「衝突する前に、くらまを見ていた」と話しているという。

とある。

しかし、私が「みのもんたの朝ズバッ!」で感じたのは、こういった次元の話ではなかった。

まず、この事故を海上保安庁が捜査していると聞いたみのさんが

海上保安庁が捜査するんだから大丈夫ですかね?」の様な内容の発言をしていた。

ん?

この人、海上自衛隊海上保安庁を一緒に考えている。

そもそも、海上自衛隊防衛省の管轄だが、

海上保安庁は確か国土交通省の管轄で

会場における警察任務のはず・・・・・・

認識不足ではないかな?

と思った。

そして次の日のこの番組でも

若い男性アナウンサーが

「韓国コンテナ船は、海上自衛隊の管制に従って事故った」と何度も言っていた

海上保安庁の間違いでしょ!

どうも出演者の間で勉強不足が目立つ!


私も船には詳しいのだが

どう考えても、自衛隊側は被害者である。

じゃあ軍艦なのに何故あんなに燃えたの?

と言われそうだが

軍艦は有事の際は可燃物などはすべて下ろすが

平時の際にペンキを倉庫に閉まっていて悪いのかな?

私は、くらまがあれだけ破損したのにも関わらず

大きな怪我人が居なかったのが不思議だった。

狭い海峡やらを航行するときは、

必ず艦首や艦尾に見張り員を配置する

その見張り員をすばやく退避させた艦長の判断が

素晴らしいと思えた。

良く山でも言ってきたが

自分たちの命を守れなければ

他人の命など、守りようが無いのである。