18松平家
徳川家康が天下統一を磐石なものにし、平和な時代を築きました。
これには、今川家人質時代からの家臣たちが忍従、苦難を乗り越えてきた歴史があります。
その中で、あまり知られていないのが徳川氏になる前の松平氏時代の同族です。
徳川家康に改名する前は、松平元康といって三河の国(愛知県東部)の領主でした。
松平一族は、流浪の坊主の親子が三河の国で松平氏を開いたのが始と言われています。
この松平氏は、何代かを経て地域に多くの同族を持つ一大勢力になっていました。
家康の祖父清康の時代には、その最盛期を迎えていましたが
清康の死後、家康の父広忠は今川家に頼らなくては領国の維持が出来なく
子である家康(当時の竹千代)を今川家に人質としています。
このような没落状態の松平家を支えた家臣団もさることながら
家臣同様に主家を支えた、18家の松平一族がいたのです。
大給、藤井、竹谷、福釜、深溝、能見、長沢、形原、大草、滝脇などです。
御興味のある方は、下のデータベースを参照下さい。
http://s-mizoe.hp.infoseek.co.jp/m011.html
同族の結束があってはじめて家の繁栄はあるものです。
我が八木家も一族が協力し合いひとつにまとまっています。
これは、母方の同族にも言える事です。
実は、昨日母方の叔父の葬儀でした。
同じ鶴見区に済み、このおじさんの会社で浪人時代バイトをさせていただいた事もある大恩人でした。
一族として、恩を受けた者として、心から御冥福をお祈りいたします。