昨日3月15日は年に一度のマルハチ稲荷祭の日
数年前の大島を直撃した台風の日に、当社ビルの屋上にあった社が崩壊し
その後、当社ビル内に縮小移転したマルハチ稲荷
ビルの監視盤の上にあり、私だけ毎日拝んでおりまして
当社の商売繁盛や当社に関わる全ての人の無病息災を祈願してから出社しています。
昔は、ビル正面や屋上に旗を連ね、太鼓をだし、飾りつけをし、鶴見神社の宮司さんに祈願をしてもらっていましたが
最近は、世代交代と共に縮小し、細々と行っております。
ただ、継続することが、当社103年の歴史につながっていると思っております。
毎朝拝んでおりますが、毎月1日と15日にはお榊や、米塩水や油揚げを替え
お賽銭をいれてまして、その貯まったお賽銭から今年は
どら焼きを作りました。
実は、このどら焼きは昔は毎年3月15日に本店にご来店したお客様すべてに、お渡ししていました。
たとえ10円のお買い上げだろうと、金額に関係なく
「お稲荷さんのお供物です。」と渡していたのですが
時代の流れでしょうね!平成になってからは
「お稲荷さん?何か変な宗教?」とか言われる事もあり
お客様への配布は取りやめ、関係者のみに渡しておりましたが
どら焼きを発注していた ありあけさんが倒産し
預けてあった焼き押しの金小手が倒産騒ぎでなくなってしまい
包む用紙は大量にあったにもかかわらず、製作不可能になっていました。
しかし、6年ほど前に祖母の死後の片づけ中に、予備の金型が発見され
5年前に復刻版を発注したのですが
5年前の3月11日の震災で、大ぴらにお祝いと言う事にもいかず
当時の食糧確保の為に、皆に渡した一品でした
今回は、商売繁盛、無病息災の祈願お供物として
従業員とその家族に配布をいたしました。
どら焼きの真ん中に
丸に八の字マルハチ印がついているでしょ!
結構、貴重品なんですよ!(笑)
朝礼でも言ったのですが
信じる信じないではなく、最初から神頼みではなく
本当に必要なのは、商売の実力であり
その実力に神の力が加われば、これは怖い物がない!
だから、みなこれからもがんばろう!と・・・・