歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

鶴見の地

本日は、当社の地域密着戦略について

語ってみようかと思います。

まずは、わが町鶴見の事からです。

大正二年から神奈川で紙屋を営んだ当社ですが

昭和25年から現在の地「鶴見」に会社組織として立ち上がり

その後、ずっと鶴見の地に根を張り営業をしています。

しかし、ここ鶴見も私の子どものころからえらく様変わりしています。

京浜工業地帯の中心として栄えてきた鶴見の町ですが

JRの線路を挟んで、東側の海沿いに工場や企業が集中してました。

そして西側は、高台の高級住宅地というイメージだったのですが

最近は、工場の撤退が多くなり、特に東側では中小の町工場がどんどんなくなり

マンションになっていきます。

その事に私が気が付き始めたのは

8年前のアンケートからです。



毎月行う商店街のイベントにおいて行ったアンケートがきっかけでした。

自分たちのお客さんは誰なのか?どこから来ているのか?

これを知る事は、非常に大切な事です。





当商店街のお客様を分析すると

場所的には、商店街の駅と反対方向側1キロと半径500メートル以内のお客様がほとんどでした。

そして、次に年代ですが

60歳以上の男女が4割以上で

この国が如何に

高齢化が進んでいることをうかがわせましたが

次に多いのが

30代の女性でした。

この世代は殆どが、子育て中の女性でして

当社周辺に有った小さな町工場が

次第にマンションになり

子育て中の方々が新規に入居してきているのでした。


従って、かつての工場の町、オフィス街から住宅地化しつつある鶴見です。

今年に入って、大手プラント会社が鶴見から横浜みなとみらいに移動することが発表になったり

鶴見の町も変わっていきます。

これらの環境変化に如何に対応するかが、当社の生き残る道なのです。



この続きはまた明日・・・