歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

放火の恐ろしさ

当社マルハチの全社的な年始の営業開始は明日5日からですが

本日から、本店、ミナール店の店頭部は営業を始めてます。

そんな中も、年末の事務処理や銀行の振り込みなどありまして

本日から私は出勤しています。

午前の仕事がひと段落しましたので

ここいらで、三が日のお話など・・・・・


まずは元旦のお話ですが

1日元旦の更新
毎年のごとく、静岡県の清水にある
美濃輪稲荷に参拝に行きました。

八木家祖先がこの地において、商売繁盛のお稲荷さんを信仰して

毎年、八木家当主はこの地で商売繁盛を祈願していますが

今年は例年とちょっと違います。



昨年の暮れに、この清水の次郎長所縁のこの稲荷神社は、少年三人の放火にあい

残念ながら、木造の本殿は焼け落ちてしまいまして



本殿には仮の祭壇が設けれれており

御神体のある奥伝との間は、すっかりなくなっていました。



18歳、16歳の少年らによる放火との事でしたが

当初、私は少年たちによる火遊びが大きな火災になってしまったのかと思っていましたが

宮司さんの話を聞いて、愕然としました。

少年たちは、神社の中7か所にライターで火を付けまくり

その中には、人が住む社務所も含まれていたとか

そして、その後彼らは近くのお寺にも火を付けようとして未遂で終わったとか

聴けば聞くほど、たちの悪い犯罪だという事が解りました。


毎年、元旦に訪れて参拝してますと

知り合いも多く出来てまして

大鳥居前の酒屋さんも、横浜から毎年来る我々覚えてくれてまして

長男と奉納のお酒を買いに行くと

「今年は時間が少し遅いですね」と指摘されました。

例年は新幹線で来てますが、今年は車で来たもので遅れた旨説明すると

なるほどと納得して

年末の放火騒ぎの詳細を教えてくれました。

その日は、ほとんど風が無かったのが幸いして、本殿だけが焼け落ちたそうですが

一帯が木造住宅や商店街が連なっているので、風が吹いていれば

町内中が燃えていたとの事でした。



次郎長の生家をはじめ、木造の街並みが続く商店街や美濃輪の稲荷は

私の心のふるさとでもあるので、この様な犯罪は許しがたいものがあります。

いたずらの範疇ではなく、人を殺すこういでもあるでしょう!

また、歴史的建造物の焼失させたという事は、どれだけ取り返しのつかない事かわかっているのでしょうかね?

ましてや、先年の地震で本殿の屋根が破損し、地元や氏子さんたちの協力により復旧が終わったばかりだっただけに

街の人たちの怒りがMAXなのもよく解ります。

相手が大人でも問題はありますが、少年と言う複雑な立場なだけに

少年犯罪の難しさも感じます。