本日4回目の更新です。
写真を整理していて、先日生麦事件碑から旧東海道を
江戸方面に歩いた時、生麦の魚河岸の裏手の
鶴見川干潟の写真です。
私が小学校の頃は、堤防なんてなく
台風とかが来ると、鶴見川が よく氾濫していました。
私も友達とこの干潟で遊んだものです。
貝のかけらだらけの白い浜ですが
今と違って当時は、鶴見川と言うと
京浜工業地帯の中心の河川で、どんよりと濁っていて
コレラ菌なども検出され、日本でも有数の汚い河川でした。
当時、東北地方から引っ越してきた転校生がいまして
「俺はいつも川で泳いでたんだ!」
「じゃあ鶴見川で泳げるか?」
「そんなのへっちゃらだよ!」
こんな会話の末
皆が引き止めるのも、かまわず
コレラ菌の汚い鶴見川に入っていったのを思い出しました。
そんな思い出の、鶴見川も今では
結構水が澄んでます。
時代の変化と共に、鶴見の中小の町工場はほとんどマンションとなり
日本鋼管(現JFE)の鉄工所の高炉も消えてしまい
工場はすたれてきましたが
その分、確実に水や空気は澄んできています。
移り変わる鶴見を実感した写真でした。(笑)