歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

第27話 予期せぬお供え物

昨日に引き続き

大学時代の心に残るチャレンジの旅を書いてます。

本日は、この旅の歩き始めて5日目の出来事です。

前日から豊橋の円忠寺さんでテントを張らせてもらった私ですが



早朝テントの外の物音の物音で目が覚めました。

何やらテントの外に人の気配が!。

そしてお経も聞こえてきます。

まあお寺ですし、隣はお墓ですのでお経が聞こえて来ても

何らおかしくはないのでしょうが

とにかく近すぎます。

その音が収まってから、外に顔を出してみると

私のテントの入り口に ぶどう や なし が置いてあるじゃないですか

ん?と疑問に思いましたが

とにかく朝は、朝食の準備がありますから

まずはラジウスに火をつけて、味噌汁用のお湯を沸かし

昨晩の残りご飯で作っておいた ちらし寿司(すし太郎)を食べようとすると

また、あのお経が真ん前から聞こえてきます。

今度は、外に顔を出すと

見知らぬおばあちゃんが私のテントを拝んでまして

まさに、テントから観音開きで私が出てまして

思いっきり拝まれちゃいました。(笑)


おばあちゃんにお話を聞くと

この付近の人たちは毎朝先祖の墓にお参りに来るとか

その際に、私の見慣れるテントにもお供物の果物をおすそ分けしてくれて

ついでに拝んでいるとの事でした。


おかげでその日の朝食はデザートつきでした。(笑)



その後も檀家の人たちが次々と来て

私の旅の話をすると 「頑張りな!」 とか 「気を付けてな!」 とか

応援してくれてまして、早朝からの思わぬ優しさに触れました。

愛知県は本当にいいところでした。


つづく