先日の衆議院総選挙で自民党から民主党に
政権が移りました。
この影響は、我々文具業界にはきわめて早く影響が出てきました。
まず、補正予算の執行凍結という事で
予定されていた入札案件がストップしてしまいました。
文房具とかは、単価が極めて低い商品です。
使う部署が多いからと言っても
80円のボールペン1000本で定価で8万円です。
これ以上になることは無いのですが、まとまっての入札により
本当に利益が無い商品です。
それこそ何億円、何十億円になる様な、公共工事と違い
総予算に締める割合は、微々たる物です。
でも、目立つのですね！
物がありますから。
工事では、その場所に行かなければ判りませんし
道路の総距離など言われても、ピンときませんが
ボールペンが何本か余っていれば
「これが無駄の象徴だ！」と言われ易いですからね
公共の入札などは、公示後の中止が続いてます。
また、民間企業でも、その業界の官公庁の案件がストップした事により
コピー機の買い替えやらが、すべて先送りになってます。
また、政権移譲後の民主党さんに判断を仰がなければならないから
とストップした案件もあり
我々の業界は、今月は、大変苦しい状況だといえます。
かといって先が見えない景気の状況です。
会社の備品を買ってもらえないので
自分たちで買うしかないと、お店に来る人も居れば
10年前に買ったボールペンが大切に使っていたのに折れたので
返金するか、交換してくれと
理屈の通らない事をいう方もいらっしゃいます。
うーん！
政権交代をするならスムーズに行なっていただかないと
経済がガタガタになってしまいます。
宜しくお願いします。
