歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

第21話 何故家康なの?

本日3回目の更新です。

引き続き

大学時代の心に残るチャレンジの旅を書いてます。

歩き始めて4日目、蒲郡を抜けると、一路豊橋市内へ向かいました。

途中、大仏に出くわし

思わず、仏様に守られている様な感覚になります。



確か、この場所は三谷という場所だったと思いますが

定かではありません。

ただ覚えているのが

ある老人と出くわした事

ザックを背負い歩く私を捕まえて

「何をしているの?」と尋ねてきたので

熱田神宮から家康の史跡を歩いてまわってます。今日で4日目です。」 と答えると

「なんで家康公なの?」と聞かれました。

家康じゃいけないのかな?と思い聞き直すと

地元ではやはり家康ファンが多いそうですが

他の土地から来た人の多くは、家康を嫌い

信長や秀吉の方が圧倒的に人気がある・・・・との事でした

それなのに、何故家康が好きなのか?よっぽど何かあるのか?

という事でしたので

私は家康ほど苦労した人はいないと答え

30キロの重いザックを指さし

家康のごとく

「人の一生は、重荷を負って 遠き道をゆくが如し」ですよ!と答えると

ご老人は満足そうに

「しっかり、目的地まで歩きな!家康公の様に最後まで頑張ってくれ!」と言い残し去っていきました。


温かみがあり、ありがたい気持ちで、いっぱいになりまして

益々、この旅の魅力にひかれていきました。


つづく