歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

第18話 さらなる暴風雨!

本日6回目の更新です。

引き続き

大学時代の心に残るチャレンジの旅を書いてます。

歩き始めて3日目、台風の最中、

念願の岡崎城は停電してましたが、起点と気合で

職員さんを説得し入場を果たしました。

そして、そこで職員さんに私の旅の内容を話すと

「絶対に静岡の久能山まで頑張って歩くんだよ!

家康公もきっと応援しているよ!」と励ませれ

写真を撮りました。



私のいでたちは、全身雨具と足元には山用スパッツ

そして、背中には30キロほどのザックでした。

雨からザック本体を守る為、赤いザックカバーをしてましたが

台風の暴風雨では、若干雨がしみこみ

ザックの重みは増していました。

そして、昼食に団子を食べ岡崎城を昼過ぎに出て

一路、蒲郡方面の幸田町へ向かいます。

この道は高速のインターがあり、ひたすら海へ向かう国道沿いの道

大きな建物などなく、もろに暴風雨を受けました。


皆さんは、台風の最中15キロもの道のりを傘も差さず

歩いたことなどないでしょうから

解らないと思いますが

ザックカバーが途中何度も風にまかれて吹き飛び

その度に、直しますが

途中で「こりゃ無理だ」とあきらめ

ザックカバーを外し

歩き続けました。

この時の写真は撮れませんでした。

歩くので精いっぱいで、カメラなど出せる余裕はありません!


この旅で最大の暴風雨は依然吹き荒れましたが

歩きながら、よくよく自分は運が良いことにも気づきました。

だって、岡崎城では暴風雨がいったん病んでますから

見学ができたんですよ!

それに、この暴風雨も避けては通れないもの

この旅では9日目までの宿営地は事前に連絡を入れて

頼んであるのです。

そして、その宿営地は、まだ2つしかこなしてませんから

旅の行程が遅れれば、残りのすべての宿営地にも迷惑がかかります。

行くしかない!進むしかないのです。!

停滞は許されない!

そんな思いで、歩き切り

やっと、3番目の宿営地である

幸田町深溝(ふこうぞ)の「長満寺」に着きました。

住職さんは暖かく出迎えてくれて

庭にテントを張ろうとする私に

この暴風雨なんだから、本堂を使いなさい!

と本堂を寝床に提供してくれました。



その日の夕食は、疲労のピークだったせいか

ガツガツと食べた思い出があります。



ちなみに左端のビニール袋は、きゅうりとキャベツの塩もみ

浸かれた体には塩分は、最高に効き目がありますね!

そして、この日もぐっすり寝れましたが

足の火傷の跡は、完全に水泡がつぶれ、

ふやけた足の皮がめくれあがり

血まみれでしたね!

今考えるとよくやってたな!と思います。・・・・・・(笑)


明日も続きます。