歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

第15話 台風に立ち向かう!

本日3回目の更新です。

引き続き

大学時代の心に残るチャレンジの旅を書いてます。

歩き始めて3日目、岡崎の大樹寺は台風の最中でした。

激しい風雨の中、傘などさせませんから

全身ずぶ濡れでしたが、大樹寺の本堂を、濡れた靴下で汚すわけにもいかず

靴下を脱いで、裸足で参拝しました。



ここまで、既に80キロ以上歩いてます。

この旅はすべて歩きですから

この時は、相当足に負担がありました。

普段の山歩きと大きく違う点は、地面が土かアスファルトかの違い!

アスファルトの上では、足の裏、くるぶしの関節などへの負担が大きく

既に足はガッタガタでして、

それに加え

初日の夕食時の火傷が、さらに拍車をかけており

再び歩き出す為、濡れた靴下をはきなおそうとすると

右足の甲が水泡になってパンパンに膨れ上がっており

濡れた靴下が、なかなか穿けないのです。

水泡をナイフでつぶし、やっと靴下を穿きましたが

水泡の跡の皮がこすれて、痛いのなんの!



そして、念願の岡崎城に向かうのですが

台風の風も雨もものすごく

既に矢作川の排水機能がマヒしていたのか

所心で、下水などの排水溝から水が溢れてました。



マンホールの思い金属のふたが逆流する水で吹き飛んでいて

市内の幹線道路でさえ冠水状態でした。



膝まで浸かって道を進み、すぐそこのはずの岡崎城

なんと遠かった事か!

また、道路の歩道上も海になってますので

よく下を確かめながら

開いたマンホールに落ちないようにするので

えらく時間と神経を使いました。

岡崎城入城は、家康同様生半可ではいかなかったようです。(笑)


つづく