歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

町会の歴史

本日5回目の更新です。

土曜日の町会の初午の際に

町会の長老で町会の歴史を編纂した細谷氏と

歴史について語りあいました。



中町のお稲荷さんの発祥の話やら

取り留めなくお話をさせてもらいました。

実は、細谷さんの娘さんは私と同級生で

小学校の時に私が生徒会長、彼女は副会長をしてもらっていた仲でした。

そんな細谷さんから聞いた

町会の発祥は意外なものでした。

町会の会館には、初代会長から前会長まで7代の歴代会長の写真の他に

衛生組合長なる写真が2枚飾ってあります。



初代衛生組合長とは大正年間に出来た組合だそうです。

当時、この中町は、駅前の三業地という歓楽街でして

性病が流行っていたそうです。

軍隊の徴兵で強い兵士を維持する為にも

行政機関とは別に、衛生組合なるものを創設し

性病の蔓延防止をしていたそうです。

その衛生組合から戦後に町会が出来たとの事

ネット上で町会の期限なるものを調べても

ほとんどが、戦後の起源だったり

戦前に有ったものも占領軍の指令により解散させられています。

私としては戦争中の防火組織「隣組」が起源だと思っていたのですが

地方によって事なるものの衛生組合やみこしの睦などの組織が

戦時中の隣組となり、戦後に町会となったのかもしれませんね!

このあたりは今後も研究が必要です。