歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

我が相棒、源五郎丸!

先日、中学生akoさんのブログ
吹奏楽の楽器に名前がついている

と書いてありました。

ちなみにakoさんの愛用のチューバの名前は「チャッピー」だそうです。


私も、大学時代の山登りの道具には、名前を付けてました。

私の愛用していたザックは「Cカップ

当時見た「メンフィスベル」という映画でB17爆撃機の編隊長の機体の愛称でした。
(Cカップは途中で撃ち落とされる運命にありましたが・・・・・・)

もちろん、それだけが由来ではなく、

「適度な量の荷物が入るから」でした。

先輩から貰った、あまり入らないザックは「Bカップ」とか

量が入りすぎて、重量物を持たされやすいキスリングなどは「Hカップ」などと

ブラジャーに例えてましたけど・・・・・・・


でも、相棒と呼べるの道具としては、雪山限定ですが

ピッケルがあります。



↑これです。

雪山に打ち込み、ザイルの確保に使ったり

雪山で滑落した際に、これで止まるのです。

上の写真は、金属製ですが、私の愛用のピッケルは木製でした。

死んだ叔父が使っていた物を譲り受けてましたが

当時OBの先輩諸氏からは、

「これは、手打ちの貴重な物で、飾っておく価値のある物だよ」

と言われてましたが

譲ってくれた叔母が「是非使ってね!」と言っていた事もあり

実際の冬山で愛用してました。

一般の長さより少し長く、木製ですのでアマニ油という油を塗り

凍結、木の折れを防止してました。

彼の名は、「源五郎丸」

ある先輩が自分のピッケルに「菊一文字」という槍の名前を付けていたので

私の好きな徳川家康家臣で槍の名手「渥美源五」から名前を付けました。

徳川家康の家臣で槍の名手として有名なのは

渡辺半蔵、本多忠勝、長坂血鑓九郎などがいますが、あえて渥美源五にこだわりました。

源五郎丸」には何度か命を助けてもらいましたし、傷も付けられました。

冬の富士山の雪上訓練の際に、滑落訓練中に

私のあごにブレードが刺さり、あごがパッカリ切れました!

ちなみにブレードとは上のクワ状の部分です。ツルハシ状の部分はピックと言います。

まあ私の扱い方が、下手だったんですがね!

標高の高い所での、怪我だったので気のせいか、普段より出血が多くて

正に出血大サービス!てなとこでした。

この「源五郎丸」も卒業時に後輩たちの為に置いてきました。

今は、どうなっている事やら

まあ、使われなけりゃ「源五郎丸」もかわいそうですからね!