歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

梅雨と個人消費

本日2回目の更新です。

6月に毎年長雨が続くのは今に始まった事ではありません。

日本の地理的天候の梅雨ですから

しかし、我々商売をする者にとっては痛手な季節です。

個人の消費は、天候にも大きく左右されます。

特に食べ物を扱っている場合はこの天候は痛手なはず。



当社となりのパン屋さん「エスプラン」さんなどは、特にそうです。

雨天時は来客数が減ります。

パンをこねて、焼くという作業も毎日同数の物を作っていたのでは、ロスが必ず出ます。

雨天時は、生産数を普段より減らすのが常でしょう!

これは、物販でも同様ですが、物販の商品は腐らないのが唯一の救い

でも、来客数は必然的に落ちます。

そこで、戦略的に如何に来客数を増やすかが、腕の見せ所です。

5月は来客数は確かに伸びています。

しかし、そこに立ちはだかるのが「個人消費の減退」です。

リーマンショック以来の不景気も、企業側としては底打ちの兆しが出てきている

とありますが、

それはあくまでも、大手製造業のお話!

川上の製造業の企業側は、何とか防衛策をこうじたでしょうが

その副作用として、労働者の雇用切りを行った結果

過去最悪の完全失業率となってます。

また、失業を免れた人たちも、収入減は必須です。

客数が上がっても、客単価は下がる一方です。

個人消費は、今後上向きには当分ならないでしょう!

ここで、同業の淘汰が始まる事でしょう。

この淘汰に勝ち残る為に、更なる値下げをすれば

商売としては、利益を減らし自滅の憂き目もあります。

この時期の経営は大変難しいでしょうが

この様な困難な時期だからこそ、やりがいはあります。

やり方を間違えなければ、勝ちはしなくても、負けないでしょう!