歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

救急車の露払い

おはようございます。

最近救急車が出動する時に、随伴する車があるのを知ってますか?

昨日も近所で救急車が出動してきまして、お供の車もやって来ました。



↑この車です。

正式名称は、知りませんが、今年の鶴見区出初式で見ました。

何をする車かというと、

救急要請があると、この車と救急車が一緒に出動します。

まず、この車の乗員が要請先に行き、救急依頼者の状態を見るそうです。

その後、その乗員の判断により、救急車に収容されるか否かとなるそうです。

なぜこのような事をするのかと言うと

最近非常識な救急要請が増えており

救急車が到着すると

「猫の調子が悪いから病院に連れて行け」とか

「歯が痛いから、病院に連れてってくれ」とか

無料タクシーと間違えている事案が多発しているそうです。

この様な事案が増えると、本当に命にかかわる患者への

対応ができなくなります。

その為の、露払い的な役割を担っているのです。

面白い事に、この車のボンネットに書かれている

「救命」という文字は逆さになってます。



これは、救急出動時にサイレンを鳴らし

一般車を追い越す際、前の車のバックミラー越しには

文字が逆さに写るので、こう表示しているそうです。


何にしても、非常識、自分勝手な言い分の

救急要請は、止めましょう!

公共の資源(救急車)は無限ではありません。

必要とされる所に、配分する。

昔の日本人の常識を取り戻しましょう。

もしかしたら、こういった身勝手さや非常識さが

この不況に耐えられない国家の構造を作り出しているのではないでしょうか?

国家とは、市民の集合体であり、その市民の自覚が

今求められているのではないでしょうか


追記

実は、この車が近所に来たのでデジカメを持って撮りに行った所

総持寺托鉢に遭遇し、昨日の托鉢ブログが実現しました。