歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

身近に土が無い子どもたち

先日、業界の友人5人で飲んでいて

「最近の子どもは虫を触れない」 という話題が出た!

触りたくても都会には虫があまりいないのだが、

セミの抜け殻でも怖くて触れないそうだ

虫が怖い?私には、想像が付かない話だ

親が虫嫌いなのであれば解るのだが!

そういえば、都会で土の道など見ない。

自分達の子ども時代は、まだ土の道があり

絵を描くとき、地面は、迷うことなく ”茶色”だった。

今の子ども達に、地面の色は アスファルト色”なのだろうか?

土に接していない子ども達に、虫などゴキブリと同様の扱いなのかな?

一時期「ムシキング」がはやり「カブトムシ・クワガタ」が大人気だったが

やはり実物を触るより、ゲームの中のキャラクターでしかないのだろうか?

泥にまみれ、土ホコリで育ってきた世代と、クリーン室の様な都会で

育った子では、きっと免疫なども違うんだろうな とも思う。


自分が、アウトドア派であることも有ってか、土に触れる機会が多いのか

我が家の子ども達はムシに触れる。

長男は、アリとクモ以外は触れるらしい。

さすがに私もクモは触りたいと思わないが、なぜアリがダメなの?

と聴くと、本人いわく 「アリにかまれた事があるから」だそうだ!

3番目の次男は、まだ幼稚園にも行っていないので

虫が嫌いどころか、目を離すとムシを食べていそうであるが

2番目の長女は、ムシどころかトカゲまでつかんでいる。

先日も、幼稚園の登園児にトカゲだかイモリだかを捕まえて

尻尾を持ち振り回しながら、幼稚園に持ち込んだらしい。

片方しか羽が無く、死んでいる成虫のセミを持ってきて、私に

「ほら、セミの抜け殻のブローチかわいいでしょ!」

と胸に当てて喜んでいた。

オーイ、それは抜け殻じゃないぞ、しかも死んでるじゃないか。

羽も半分ないじゃないか!
と叫びたかったが

無邪気すぎる笑顔には言えなかった。