平井堅がカバーした「大きな古時計」と言う歌
私は、小さい頃から 怖い曲だと言う印象がありました。
メロディとかは良いんですが、歌詞がちょっと・・・・・・
おじいさんが生まれた朝に買ってきた時計が
おじいさんの死とともに動かなくなる。
怖い歌詞です。
今月で私は、39歳になりますが
私の生まれた年に、当社の本社ビルが出来ました。
7階建てのビルは、当時の鶴見では珍しく
屋上からの眺めは、最高でした。
鶴見区を走るJR鶴見線の駅は、すべて見渡せましたし
横浜のマリンタワーや港、遠くの富士山、東京タワーまで
見渡せた記憶があります。
小さい頃から大きな古時計を聴くと、このマルハチビルと
ともに生きてきた自分が死ぬ時、ビルも崩壊するのではないか?
又、大地震などでビルが壊れると、自分も死ぬのではないか?
という恐怖観念に駆られたものです。
私が生まれた時から、一緒に生きて来たこのビルも
39年の時を経て、私同様少しガタが来ています。
幸い、自分もビルも健康体ではありますが
この先、どこまで一緒に生けていけるやら!
ビルの寿命と、私の寿命が一緒だとしたら
人間の方が、どう考えても 不利 です。