歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

友人の訃報 ナベよ安らかに

訃報をブログで書くのは不謹慎かとも思いましたが

自分の気持ちを正直書きたかったので

あえてここに書きます。

今朝、古くからの友人を亡くしました。

私より歳は一つ下で

私が内田洋行を退社し、当社に帰ってきた時からの付き合いでした。

彼は、当社に出入りのメーカーさんの営業マンでして

戻りたてで当時外商営業をしていた私と

ウインドウズ95のパソコンなどをよく販売してました。

歳が近かった事もあり、国道駅のガード下に飲みに行った時の事!

そうです。ちょうど今自分(6月初めだったかな)でした。

「7月下旬に地元の祭りがあるから神輿担ぎにおいでよ!」

との私の発言から

人生で初めて神輿を担ぐ事になった彼は

祭りの当日、「本当に楽しい!」と感激してまして

土曜日だけの参加の予定が

翌朝も朝早くから、私の自宅のチャイムを鳴らしまして

実家の肉屋で作った餃子をたんまり持って

「今日も担がせてもらえるかな?」と立っていました。

その彼が

このブログでもたびたび登場した



なべ こと渡邉君でした。

そしてメーカーを辞めた彼ですが

15年以上我が町会の青年会を神輿に引き込んでくれた大事な仲間として思ってくれて

自宅が東京の板橋区にもかかわらず

毎月青年会事業には、青年会員として参加してくれて

廃品回収などの際は、日曜の6時に自宅を出て朝早くから我が町会の一員として働いてくれました。

そして、彼の大好きな神輿の分野では、誰にでも好かれる彼のキャラクターのおかげで

東京横浜を中心に多くの祭りに参加し、神輿を教えてあげた私なんか足元にも及ばないくらいに

多くの祭りに足を運び、多くの神輿仲間をつくり

我が町会の夏祭りでは、実に50人以上の彼の知り合いが参加するようになりました。

そんな彼ですが、いつも私の事を「俺を神輿の世界に引き込んだ張本人」などと皆に紹介してくれていて

昔と何ら変わらない、ナベでした。

そんなナベが今年に入ってから入院し、今朝あの世へ旅立ちました。

彼の最後の言葉は「あっちで担いでくるよ」だったそうです。

奴らしい言葉です。

惜しい気持ちでいっぱいですが

週末、しっかり送り出してやりたいと思います。

渡邉君本当に今までありがとう

いつか私もそっちへ行くから、その時には私の担ぐ場所をまた確保しておいてくれよな!

それまで、こっちの世界の祭りはしっかりやっておくから・・・・

安らかにお眠り下さい。 ご冥福をお祈りいたします。