歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

秘かな文具ブーム到来

本日2回目の更新です。

本日は先週東京ビッグサイトで行われた、アジア最大の文具の展示会ISOT2011の話です。



その前に、現在文具ブームであることを皆さん知ってますか?




先日、長女の友達とか小学校低学年の子どもたちに

「知っている文具メーカーは?」と尋ねると

コクヨ三菱鉛筆パイロット、ショウワノート、セイカと言うCMを流している企業の名前が出るかと思いきや

「あけぼの文具」でした。(笑)

この話を、業界の偉い人たちに話したところ

・・・・・・・・・・・?????

と何が何だかわからない状態

先日最終回を迎えたテレビ番組「マルモのおきて」で

主人公の阿部サダヲ扮するサラリーマン高木 護が勤めている会社が

大手文具メーカーの「あけぼの文具」なのですが



使ってもなかなか減らない消しゴム「へらーず」や
かくことにこだわった複合ペンに耳かきもついていたりと

発想は大変面白い物でした。

何よりもドラマの舞台に文具業界が出るなんて今までは考えられませんでした。

でも、最近は業界紙以外のテレビや雑誌などの通常メディアで

文具の話題が多いですし、

宝島などで出版されている本などでは、業界の赤裸々な意見が書かれてます。



今回のISOTも私は、処々の事情で初日と二日目と両日行ったのですが

初日の感想としては

例年よりも

メディアがやたらと多いという事



業界紙の売れ行きも大変好調とか

その業界紙に聴くと、購読先はテレビをはじめとするメディア関係が多いとか


よくよく調べてみますと

各メディアの立場からすると

3月の震災後、食料品などの取材がしづらくなり

また、電気を使用する電化製品も同様に取材対象にしづらい中

低単価で、個人の満足を得られて
電気も使わない文房具は、

メディアからすると扱いやすい商品だったという事です。

この為なのか、各メディアでISOT初日の風景を放送したためか

二日目以降の一般客来場者が増えたのではないでしょうか!


しかし、この文具ブームは

我々文具業界ではあまり認知されていないのがタマニキズです。

消費者は興味を持っていても。当の業界が盛り上がらない

この理由は何なのか?

そこを今日は続けて書こうと思います。

つづく!