本日6回目の更新です。
本当に言いたい事を書きますので
長文になるかもしれませんが、お付き合いください。
本日は本来なら商店街の毎月のイベント「ベルロード鶴見ドット来い!!」でしたが
今回の震災の事を考えて中止にしました。
天気はこの通り快晴ですが「中止」です。
この理由として、
祭り気分でない事など多々あるのですが
この判断は正解だと思っています。
東北で親族や友人を亡くした人がここ鶴見にもいらっしゃいますし
未だ人心は安定しているとは言えませんし
不特定多数のお客様、通行人、周辺の人の中に
イベントに関しての不謹慎だ!と評する人はいるはずです。
その代わりに、商店街では義援金の募金活動を行っています。
実は、多くのイベントが中止になる中
5月中旬に予定の鶴見区三大フェスティバルの「三ツ池環境フェスティバル」も中止になりました。
この実行委員会で私は「中止の提言」の口火を切りました。
皆さんなかなか言えない事でしょうから
私が言いました。
三ツ池フェスティバル中止の決断を恨まれる方の矛先は私が責任をもって受け止めます。
確かに楽しみにされていた方は大勢いらっしゃることでしょうが
間違えた判断はしていません。
しかし、先日この件について
「勇気が無い」というご意見を頂きました。
プロ野球が人々に元気を与えるという信念で、ナイターを強行しようとしたどこかの球団オーナーではないですが
もう少し現場の事を考えて欲しいものです。
数万人の人が楽しみにしているイベントを中止にするのは簡単だ!
などと言いますが、数万人の人が来るのであれば
其れなりに準備も必要ですし
資金も必要です。
中止にした理由に
�@準備段階において、不確定要素が多すぎる
�A目玉となっていた福島の2自治体の物産展が被災している
�B昨年より予算が絶対額が少なく、企業の寄付に頼らなければならないが
この震災等で資金集めが、困難になっている
�C最後に、余震や計画停電などまだまだ状況が不安定である
があげられるのだが
その説明をしても
「勇気が無い」とか言われても困る
大体にして、そう言うお偉方は、自分では何もしない
準備も当日の統制も現場の仕事であり、何もしていないのに
その成果しか持っていかない方々に、そんな事を言われたくない!
いつも現場の意見は無視されがちである
歴史上でもそんな事は多々ある
現場が不可能、危険と判断する事を無理やりやらせることは・・・・・
人命やらがかかっている場合は、その様な無理も多少必要であるが
そうではない場合、やはり現場の意見は聞いてもらいたい
大学時代の山登りの際も
リーダーとして他のパーティメンバーの命を預かる立場の時は
天候悪化の際など、少しでもリスクがあれば、撤退をした!
勇気ある撤退である。
結果、下山後、天気が晴れてしまったなどと言う事もあるが
危ない要素があれば、命を預かる者としては強行するのは愚である
死んでからでは、反省しても遅いのである。
現場指揮官の心得であると思っている!