歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

ぺんてる社葬へ

本日4回目の更新です。

やっとすべての仕事が終わりまして、もうすぐ帰社できそうです。

落ち着いたので、本日の葬儀のお話をします。

普通、この様にブログで葬儀の話などするのは何だと思いもしますが

あえて今日は書こうと思いました。

本日は、当社の支店ミナール店のセール初日の大事な日でしたが

それよりも大事な葬儀がござました。

筆記具メーカーのぺんてる株式会社さんの元代表取締役会長堀江幸夫さんの社葬がありました。

堀江幸夫さんは明治44年生まれ、99歳にて永眠されました。

本来は、当社の会長(私の父)が参列するべきでしたが、

所用により都合がつかず、私が代理で参列しました。

これこそ、私しかできないお仕事ですから・・・・・・・・

葬儀の類の儀礼は、礼を失してはいけませんから、

義理を欠かない様にしなければなりません。

でも、本日はその他の所用もあり

朝済ませなければならない仕事を片付けて

現地、浅草の東本願寺に着いたのは30分遅れでしたが

御焼香の列は軽く、1000人を超えてまして

参列者は2000人はいたのではないでしょうか?

ぺんてるさんの社員でさえ、故人と直接お話をしたことがある形も少ないと思いますが

参列者の多くは、直接の面識もなく来ているんだろうとは思いましたが

故人のお話を聞けば聞くほど

この参列者の数に納得がいきます。

日本の文具業界にサインペンなどを生み出した方ですし

何よりも、小学校しか出ていなくても一代で今の会社を立ち上げたのですから

この時代の方々は、私の祖父や曾祖父もそうですが

皆ご苦労をなさって今日の社会の礎を作り上げてくれたんですよね!

ましてや、戦争と言う物を経験し、廃墟の日本をここまで押し上げてくれた先達の苦労は、如何ばかりだったことか・・・・



今の時代が一番辛いなどと思ってはいけませんね!

明治生まれの方々と比べる事自体が無意味ですが

先達の頑張りに負けない様に、

現代の我々も頑張らなけりゃ!と思いましたよ!


まずは、堀江幸夫様、安らかにお眠り下さい。


帰り道から見た東京スカイツリーです。



そろそろ帰りますか!