歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

ワッくんでは無理です。

本日4回目の更新です。

世の中には出きる事と出来ない事が存在します。

昨日の調度今頃です。

突然、商店街の仲間「中西君」から携帯に連絡がありました。

「八木さん今テレビ東京見れますか?」との事

「ん?」と疑問に思っていると

「お風呂の国のマスコットキャラクターがピラメキパンダと戦っているんですよ!」との事

益々「ん?ん?」と訳が分からないと

中西君いわく「ワッくんでリングで戦ってみては?」との事でした。

何の事だかさっぱりでしたが

とりあえず、テレビのスイッチをいれテレビ東京をつけると



訳の分からないキャラクター同士がリングで戦ってました。

そして、ピラメキパンダとかいうキャラが相手をフォールドして勝利したところでした。





要はこのリングで鶴見区のマスコットキャラクターワッくんに変身して戦えって事でした。

うーん!無理です。(キッパリ)



いくら私がワッくんで軽快な動きを見せるからと言っても



ワッくんの重量を知ってますか?

そして、あの尻尾が難点です。

変身マニュアルにも、一度倒れたら自力での起き上がりは不可能と書いてありますし

変身時間が限られますし

ましてや、あの大きな顔ではリングロープをくぐれませんし



ん?よく画像を見るとリングロープも無く柵で囲まれているだけだから

不可能な事も無いかも・・・・・・・・・・・・

まあ、何にしても間接が自由稼動しない重着ぐるみには

激しい戦闘は不利です。

しいて言えば、あの重量を使い一撃離脱戦法しか出来ないでしょう!

最後にフォールドしなくてはならないのなら

自分が二度と起き上がれないでしょうね・・・・・(笑)


実は以前テレビ東京の全国ゆるキャラ王選手権の予選に

鶴見区からの依頼を受け出場しましたが

テレビの要求はとてもではないですが過酷でした。

最初の入場自体、カメラから遠く数百メートル離れた場所から

全キャラが歩いて入場してくださいとの事



普段子どもたちの前では軽快に動いている様に見えるでしょうが

中の実状は、汗だくですし

それだけの動きをした後は、極度の疲労感です。

わずか30分でもですよ!

テレビチャンピオンの入場の際も

ワッくん同様の重モビルスーツ型は皆

たどり着くのがやっとでした。

やっとたどり着いた先で休憩も無く

東京音頭」を踊らされます。

司会をしていた「アメリカンザリガニ」の2人は

その光景に大笑い!

面白がって何度も「東京音頭」をかけ直すのですが

やってるこっちはへとへとでした。

やっと終わったかと思うと

ディレクターの悪魔の様な叫びが

「うーん!良かったですね!違うアングルからも撮りますので、同じ動作をもう一回撮ります。」との事

・・・・・・・・・・・・・・・・・・無理です。

でも、やりました。

他のキャラクターもやりますので、出来ないとは言えなかった。

そして、マニュアルに書いてある通常30分の変身限界時間をはるかに上回る2時間の収録後

休憩が入りましたが

わずか5分でした。

5分では変身を完全解除して、また変身したらおしまいの時間です。

私は、頭の部分だけ変身解除して休みましたが

真冬で寒い日だったのですが、中はサウナ状態

長時間の変身時間を予想して裸に水着だったにもかかわらず

頭部の変身解除をしても、下は熱気がこもっており顔は真っ赤

頭部を変身解除した瞬間から休憩の時間中ずっと

湯気が立ち込めてました。

皆大変だったろうな!と一緒に動いたゆるキャラ達の変身解除を見渡すと

エアー型のキャラがほとんどで

空気を「プシュー」と抜くと

ランドセルを背負った、ネクタイ姿の人がいたり

走り回ってる人がいたり

偉い違いに驚きました。

同じ着ぐるみでも、こうも違うのかと思い知らされましたし

服を着て、頭だけ被り物のキャラとの違いをまざまざと思い知らされました。

そんなキャラなら、プロレスも可能でしょうが

形を崩さない為に厚さだけでも3センチ以上ある重モビルスーツでは

行動に限界があるのです。



と言う訳で、

せっかくのご提案ながら

無理です。・・・・・(笑)