おはようございます。
昨日は横浜の社会労務管理士の先生の所で打ち合わせでした。
わが社の就業規則の見直しです。
やはり、時代の流れにそって、その時代に即した物に変えていかなければなりません。
チェンジが必要な時がどこにでもあります。
私は毎年いくつかのテーマを決め、社内にチェンジを起こしてますが
就業規則の見直しもこの一環です。
さて、当社の社会労務士の先生は、戦時中に陸軍少年飛行兵として
99式襲撃機という地上攻撃機に乗っていたパイロットです。
事務所には、
↑陸軍4式戦闘機「疾風」やら
↑陸軍1式戦闘機「隼」などのプラモデルもあります。
この事務所の壁にズラリと吊るしてある写真!
少年飛行兵12期の同期の戦死者の写真です。
この先生のお話を聞くと、戦争はするものじゃないとつくづく感じます。
上の写真の熱田さんは、写真の上の部分にある黒い飛行機「百式司令部偵察機」に乗って、米軍艦船へ特攻をしたそうです。
本来、司令部の高速偵察機ですから、特攻なんかしなくてもよかったのに
前線各部隊から特攻機を出させている司令部がバツが悪いとして8機だけ特攻させたそうです。
残された遺族の母親は息子のもらった勲章など放り出し
「勲章よりなんかもらったって息子は戻ってこない・・・・・」
と言っていたそうです。
先生と話していると戦争の犠牲(特に若者への)を考えさせられます。
人類は
「命より尊い物がある」と戦争をはじめ
「命より重いものはない」と戦争をやめる
残念ながら、こういう歴史を繰り返してきています。
歴史研究家として今、私が一番危惧している事が戦争です。
80年前の世界大恐慌後、アメリカではルーズベルト大統領がニューディール政策を行い、景気刺激策を実行しましたが、実際世界の景気を上向きにさせたのは「戦争」でした。
その時と、現在置かれている世界の状態が同じに見えてきます。
歴史はしばしば繰り返すことがあるのです。
再び景気がよくなってくれるように、戦争でも起きないかな?
そんな愚考を思う人間が出てこないか不安です。
戦争は、ほとんどの場合、経済的な要因から行われることが多いのです。
(宗教や妙な教条主義に陥らない限り)
こんなご時世だからこそ、人類は「歴史」を振り返るべきです。
戦争を行えば船が沈み、造船所が景気がよくなる!
しかし、その乗組員の命、人命も損ねるのです。
戦争の愚考をもう一度考え返し、それ以外の方法での
景気回復を考える。
いや、戦争という手段は何があっても絶対に阻止すべき事だと思います。
私のブログを見ている人は全世界の人口からすればわずかですが
その方たちに、訴えかけられるだけでも
歴史研究家としての自分の価値を見出せるかなと思い
本日は、朝から重たい長文を書いてしまいました。
本当にすいません!