歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

プラスベトナム工場

さてさて、ベトナムから帰ってきて1週間

やっと落ち着きを取り戻した感じですので

本当に書きたかったベトナムの事などを・・・・・


今回のベトナム行きは、業界団体の80周年記念旅行でしたが

一番の見どころは、文具メーカープラスさんのベトナム工場の視察でした。



ホーチミン市の郊外のビエンホア工業団地にその工場はありました。

ここは、ホーチミンから車で1時間半ほどの場所です



今から十数年前に、中国ではなくベトナムに工場を作った張本人の



今泉会長のお迎えでした。

この工場では、クリアーホルダーの生産量では世界一番だとか・・・・



その他にも、修正テープやら



クリアーファイル、フラットファイルの生産もしていまして

現在建設中の第二工場と合わせて、現地の方約2000人が働いています。

最近文具業界では、100均の商品に負けないために、

高品質ながら低価格の商品を作っていますが

この工場こそ、その最たる例です。

この工場の平均月収は日本円にして8000円ほどとの事

この賃金格差が、商品低価格化を実現しています。

しかし、安かろう悪かろうではいけません!

しかし、ベトナムの労働者は、勤勉ですよ!

それに、とても礼儀正しく、感じが良いのには感心させられました。



工場内をくまなく見せてもらいましたが

各部署ごとに、入室するなり御挨拶されます。

こちらも、「シンチャオ」と現地のとても便利な言葉
(こんにちは、おはよう、こんばんわ と言った挨拶はすべて「シンチャオ」なんです。)

を使い、挨拶し返しますと

皆、にっこり笑ってくれます。

何よりも、目が違います。

日本国内とかで、工場など行くと

単純作業だからか、目が死んでいる

または目に輝きが無い事が多いのですが

ここプラスベトナム工場の職員さんたちは

本当に目が輝いてました。


よく見学コースのみは綺麗にして、笑顔を絶やさないけれども

一本裏の通りは汚く、心も荒れている

こんな事ってよくありますので

私は、真実の姿を追い求め

奥の方へ行くんですが

皆が同じ目の輝きをしているのにはビックリでした。

戦後日本の高度経済成長の頃も

希望に満ちたこんな目の輝きだったのでしょうね!

改めて、今の日本に足りない物を見せられた気がしました。

そして、この工場では様々な歓待やお土産を頂きましたが

私にとって一番のお土産は



やっぱりこの工場の作業帽子ですね!(笑)

この目の輝きの人たちが作った物を

私たちが販売しているという連帯感の証ですから!




本日は午後から東京です。

文具チェーンなのです。