歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

決戦の意外な結末

昨日の豆まき決戦の結末談です。


長くてくだらないので、

暇な方だけ読んでください。




昨日は、年に一回の我が家の一大イベント豆まきでした。

毎年、家内から「鬼になって帰ってきて」とのメールが入り

鬼の面を被って、豆射撃の標的となっていますが

昨年、ゼロ距離射撃で鬼の面の目の部分に豆の直撃を受け

正に鬼の目にも涙状態でしたので

今年は、一週間以上前から

直撃弾対策をしていまして

その結論から生まれた新兵器が

プラ板の盾と



これです。

顔より小さい鬼の面では被弾率が上がりますし

目への直撃対策として、B4版の0.5ミリ厚のプラ板を用意し

これを盾にしておく方法が有効と思われましたが

これだと、プラ板を持つ手が格好の標的となり

集中砲火を浴びる可能性を考慮して

軍手に、ダンボールで装甲を施し

剣道の篭手のように重防御をしたのです。




これを付けて、プラ板を持てば



こんな感じで、手の防御も完璧

コートを羽織っているので

正面からの直撃には万全の体制でした。

会社でこの装備を作って実際に装着しますと

豆を撃つ側から見ると



この様に見えます。

写真でも一見するとプラ板が見えにくく

無駄弾を消費させやすい構造です。

うーん無敵だぜ!と自負していましたが

ここで大問題発生です。




ダンボールをガムテープで軍手につけたので



外そうとしても、手が抜けなくなったのです。(笑)




まさか、帰宅するまで片手にこの訳の分からない篭手をはめて帰るわけにもいきません

仕方なく、分解し、家の前で再び組み直す事になりました。・・・・・トホホ




しかし、ここまで、万全の体制が出来ているにもかかわらず

昨晩は、いっこうに家内からの「鬼になって帰ってきて」メールが届きません

おかしいと思い、帰宅途中で自宅に電話をすると

家内いわく 「忘れてた!豆買ってない!」 と意外な反応に

思わず 「えっ?えっぇぇ?・・・・・・」

例年の事なので、一週間前から気合を入れ

対策を施してきた私だけに

正に はとが豆鉄砲を食らった様な顔をして複雑な心境でした。


「じゃあ途中で買ってきて!」との依頼に

私は急遽、スーパー2軒、コンビニ3軒を豆を探してまわる羽目に

不況の小売業界において、今年は豆を余らせる訳にもいかないらしく

どの店も、少量しか仕入れていないらしく

売り切れの連続でした。

やっと見つけたコンビニで豆の袋を3袋買い込み持ち帰ったのですが

わざわざ、自分に投げられる豆弾薬を苦労して買い込む鬼もいないと思います。



家に着くと、玄関のドア前に、豆を置き

ドアフォンを鳴らし

「鬼です。」と一言入れると

家内がそっとドアを開け豆だけを取ってまたドアが閉まりまして

中では、何やら準備中!

やっと「もう良いよ!」との事で

ドアを開けると

例年の様な、厳しい集中砲火にさらされましたが

新兵器、プラ板の板と手の篭手は有効でした。

ゼロ距離射撃対策は大成功

まんまと子どもたちは引っかかり

プラ板で豆弾は、跳ね返されますが

よく見てみると、長男も長女もフライパンを持っており

ここに豆を移し変えて、投げてきています。

?と思いつついましたが

「長女がぜんぜん効いてない」と言い出すと

長男が、そのフライパンに大量に豆を入れ弓なりの弾道で

私の頭から、大量の豆の雨を降らせました。

盾の効果は、水平に飛んでくる直撃弾には有効でしたが

頭上からの攻撃で痛くは無いものの

首から豆が入ってきて

ついついプラ板の盾を下ろしたところに

得意のゼロ距離射撃の集中砲火でした。

「鬼は外、福は内」

結局、いつもの様にやられて

鬼は退散し、ドアから逃げていきました。

こうして我が家は今年も鬼を退散させ、福を招き入れたのでした。

めでたしめでたし!

今年の豆まきも終わりです。



のはずでしたが

玄関の外で、鬼の面や篭手を外し

家の中に入ると

子ども達がニヤニヤ笑ってましたが

私が靴を脱ぎ終わるか否か

豆のゼロ距離射撃が再び始まりまして

ドアも閉めていたので逃げようも無く

「コラ!止めろ」と一喝すると

2人が残りの豆をフライパンごと

また雨のように降らせました。



後に残ったのは、大量の豆でした。



後のこと考えて、豆まきはしろ!




おかげで散々でしたが

この後片付けは、娘と家内がやってくれました。


娘からは、例のごとく

「お父さん41個豆食べてね!」と言われましたが

私は、40歳だぞ!というと

幼稚園の先生が今の年に一個足して

数え年の分だけ食べるんだよと教えてくれたとの事

情けないかな、娘から教わりました。




やっとすべての掃除が終わり

着替えて食事をして子どもたちを寝かせようとすると

一人子どもがいません。

そう言えば、次男を見ていないなぁ

とその時点で気がつき

他の部屋を探すと



ガーン!



幼稚園前の次男が

ひたすら豆をつぶし、分解しまくっていました。

部屋の中は、豆のカスだらけで

ここから、部屋の掃除が始まりました。




今年も決戦の水曜日は散々でした。

来年の決戦は木曜日ですが

来年は、あまり凝らずに行きたいと思います。



ちなみに、今朝靴を履こうとすると

豆が一粒靴の中にありました。・・・・・・・(笑)