本日3回目の更新です。
京都の町並みが大好きな私ですが
ここで、歴史研究家としての私の定義を改めてしたいと思います。
よく、歴史研究家というと、スコップを手にして
何かの発掘でもするの?などと言われますが
それは、考古学者です。
じゃあ古き良き時代のものが好きなんだ!などとも言われますが
そうでもありません。
古けりゃ良いなんて思いませんし
固定観念などありません。
あえて言うならば、歴史の事象を研究する事で
今を生きるのに、応用し、活用する為の学問
それが、歴史だと思います。
だから、古い建築物が消失したりして残念な事もありましょうが
その消失も歴史の一部ですから受け入れます。
そんな中、京都の魅力として
かつての都の、雅、優雅さこういった「美」という美しさは
人間の主観の中で芽生えるもの
紅葉の町並み
他にない優雅な町並み
自然との調和と水の流れる町並み
こういった美しさも歴史家としての自分とは別に
「美」を楽しみ、心落ち着ける自分も居るのです。
そして、こうした情緒だけでなく
歴史には、それを壊す、戦いの歴史や
新たな文明の受け入れもあいまって
進歩を遂げる人間の歴史があるのです。