本日は久しぶりに朝から夏らしい空が広がり
ジリジリと照りつける日差しに
暑さが戻ってきましたね!
本日はちょっと長文になるかもしれませんが
しばしおつきあいください。
さて、実は私自身、最近のこのブログに関して不満を持ってました。
依然は自分の思うがままに書く事が出来ていたのですが
大震災以降、様々な観点から記事にすることを控えていたことが多々あります。
以前から「八木家家訓」として
政治と宗教の話は、商売人である限り
様々なお客様を相手にする立場から、旗色を示さないとされていましたが
それとは、別の次元での問題が発生しました。
ブログを始めた当社はさほどのアクセス数も無かったのですが
今では多くの方々に、このブログを見ていただいています。
(先日の祭りの際も、いつもブログ見てますよと何人もの方々に声をかけられました。)
それもあって、風評やデマなどにならない様に
考えがあっても、あえて書けない事ってありました。
しかし、歴史研究家として、やはり言っておきたい事がありまして・・・・・・・・
現在の日本政府に関しての警鐘に他なりませんが
それは現在の政府などの情報発信が、戦時中の大本営発表に、至極似てきているという事実です。
正確な情報提供ではなく、情報発信者の希望や思惑のベクトルが加算された情報ばかり発信されている事です。
原発事故において、
「今すぐに健康に害を与えないレベル」 という言葉をよく耳にしますが
言い換えれば 「後々健康には害があるかもしれない」 と言う事ですよね!
でも本当は、チェルノブイリなど歴史的に見れば、間違いなく害があるって解ってますよね!
戦時中の日本海軍が大敗を喫したミッドウェイ海戦の大本営発表の中に
「わが軍の未だ帰らざる者何機」という発表がありましたが
当時の子どもたちの間では、この言葉が流行したそうです
未だ帰らざる者とは、空母から発進して未だ帰らない飛行機の事
つまり未帰還機であり、
洋上で母艦に帰ってこないのであれば
(まあこの海戦では母艦である空母4隻もすべて失ってますが)
明らかに失われた損害なのですが
「未だ帰らざる・・・」と表現すれば、聞く方の解釈の仕方次第で
もしかしたら帰ってくるかもしれないと希望的な観測が生まれるでしょうし
味方の損害を過少に見せる、情報操作の手法に他なりません!
「今すぐに健康に害を与えないレベル」
と政府は言いますが、
チェルノブイリなどがどうだったのか?
どれくらいの範囲が立ち入り禁止区域になったのか?
現在、当時の子どもがどんな状態なのか?
これは歴史研究家としては知ってましたし
軍事の研究家としても核の恐ろしさ厄介さを知っていたので
今更、汚染牛の問題が出てきても驚きもしませんし
今更、騒ぐのか?とも思います。
10年後に次第に、人的被害が出てきた際には
またいつもの様に
「当時は想定外であった」とでも言うのでしょうか?
大本営は日本軍の撤退を 「転進」 と言い換え
反転して進むのであって、さも負けているのではないと国民に思わせ
全滅を「玉砕」と称し、さも美しく砕け散ったがごとく、美化する
これと同じ様に
現在の政府も当初、
原発の「事故」でなく「事象」と言い続け
「爆発」が起きても
「大きな音が聞こえた」とか
「白煙が上がるのが目撃された」とか
曖昧にしてきました!
当初はメルトダウンもしていないと発表してましたが
後にメルトダウンを認めています。
それも、少しずつ、ほとぼりがさめるのを見計らったかのように発表していきます。
やはり正確な情報が必要です。
戦時中の台湾沖航空戦の戦果は
日本海軍の航空部隊の総力を挙げての出撃に
アメリカ機動部隊の空母群は、ほぼ壊滅的な状態とされましたが
実際は、ほとんど損害を与えられていない状態で
正確な戦果が報告されませんでした。
しかし味方の大損害も、大戦果で国は助かったと思いましたが
実際はただ単に、味方の大庄網に過ぎず
この戦いで、航空戦力の大部分を失った日本海軍はフィリピンをも落とされ
本土決戦へと敗戦の道をたどるのですが
この状態は、現在の日本と本当に似ています。
官僚のメンツ、政治家の思惑、企業の極端な利益追求などにより
この国は、亡国の道を歩んではいませんか?
マスコミの情報操作も含めて
歴史に学びましょう!
現在の世界の環境変化は、人類史上最も早いスピードで変化しています。
今迄通りの事では対処しえないでしょう!
どこかで考え方を変えない限り
この国に未来はありません!
とにかく正確な情報をください。
そして、国民がちゃんと判断できる様にしてください。
私も今までの様に
知っていても口を開かないという行為に反省しますので
ちゃんと意見が言える世間を、皆で作りましょう!
勉強が大切ですね!歴史に学びましょう!