歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

のぼり旗

本日5回目の更新です。

本日は屋上のマルハチ稲荷祭でしたので、

今日の更新は徹底的にお稲荷さんのお話です。



いつもと違い、お祭りですので今日はのぼり旗を立てます。

当然、紅白幕もたらしますが、この紅白幕は売り出しの際に使う物とはちがい

小さなものです。

そして、ビルの玄関にものぼり旗は立てます。



正一位美濃輪稲荷大明神」と言うのが

マルハチ稲荷の正式な名前です。

今では、この大旗が4本しか飾ってませんが

つい20年前はこの他に10数本の旗がありましたし

祖父が生きていた頃、私が小学校のころなどは

毎年、染め紙というカラーの和紙を5枚のり付けし

赤、青、黄、紫、緑の5色の紙旗を作ってまして

祖父が「奉納 正一位美濃輪稲荷大明神」と書いて

この横に奉納者として自分たちの名前を書かされたものです。

小学校の頃から習字を習ってましたが

習字は、この時の為に習わされていた様なものでした。

従って、毎年習字が出来る子どもたちは

自分の旗を持っており

屋上のいたるところに

この手製ののぼり旗がひらめいていましたが

時代の移り変わりか今はしていません。

その昔、まだビルではなかったころなどは

叔父や叔母の小学校の友達が100人弱遊びに来ていて

お菓子などを配っていたそうです。

私の小さい頃も、マルの中に八を付けた丸八印のどら焼き

等を3月15日当日にお店でお買い上げの方々に配ってましたが

お稲荷さんという物を知らない方々が年々多くなってきて

「お稲荷さんのお供物です。」とお渡ししても

何か変な宗教?と首を傾げられる事も多くなり

これも廃止しました。

時代は変遷するものですね!