おはようございます。
本日は、先週の京都のお話です。
私が好きな京都のお庭の一つに
詩仙堂と言うところがあります。
正式にはで、詩仙堂とはその一室です。
「凹凸窠(おうとつか)」とはでこぼこした土地に建てた
住居という意味です。
この縁側からのお庭の眺めは格別です。
そして、庭に降り立つと
紅葉がきれいに赤づいてました。
ここの静けさは格別です。
元々多くの観光客が来るところではなく
静かなたたずまいの庵です。
ここを作ったのは、石川丈山といって
元は、私が尊敬する「徳川家康」の家臣で
本多忠勝の親類で大叔父の松平正綱をたより
家康の近時となった人物である。
武勇に優れたが大阪夏の陣で抜け駆けの
軍規違反だった為、論功をもらえず
徳川家を離れ漢詩などを中心とした文人として
名をはせた人物である。
ガイドさんによると
庵の上に、櫓上になっているところがあり
ここからは、京の町並みが一望できる事から
丈山スパイ説なるものがあるとの事だったが
大阪夏の陣後の1641年に立てられたので
ここで密かに京の監視をしなければ成らない理由も見つけられないし
武勇に、区切りを付けない限り
このような、静けさを堪能できる庭など造れるはずもないと思うからである。
とにもかくにも、私の好きな京とスポットの一つである。