本日5回目の更新です。
このところ、各メーカーやらの展示会に行くと
必ずと言って良いほど、「新人社員」がいる。
我が業界もご多分に漏れず、高齢化が進んでおり、若手の採用がラッシュである。
昨日、あるメーカーの展示会で、新人営業マンたちがバーテンダーに扮し
商品の説明をカウンター越しにしていた、
あるファイルについて「ご説明します」との申し出に
その商品は知ってはいたが、知らぬふりをして聞いてあげた。
一生懸命説明しているが、まだ慣れていないようで、
「で!閉じ具の説明はしなくていいの?」と助け船を出してあげた。
その後あえて「この商品の欠点何?」と聞いたら
「・・・・・・・・・」と無言になっていたが
商品の欠点を伝え、その欠点を補うだけの長所を伝えたり
「持ち運びには向いているが、保存性には欠ける」といった状況説明をする事により
用途の絞込みと言った、相手へのイメージの絞込みをかける事が出来る旨を説明しておいた
ここのところ、各メーカー共に教育の何たるかが欠けている様にも見える
それは、新人社員が悪いのではなく、会社側に
「これくらいは教えなくても当たり前だろ」と言った怠慢がある。
怠慢と言うより、
昔は当たり前のことが、今の若者には当たり前でないという
「世代ギャップ」を理解していない事が原因だ!
私達(30代〜40代)の学生の頃は、携帯電話など無かったし
パソコンもそれ程普及していなかった。
しかし、今は、小学生ですら当たり前の様に扱える時代なのだ!
その代わり、パソコンや携帯が無かった時代しか知りえない事は
若い世代にはわからないはず!
誰が悪いとかと言う議論の前に、「世代ギャップ」の存在を認識し
社会に通用する人間を育てたいのであれば
面倒だが、一から教えていかなければならない!
手間暇かけて教えてあげる労力を惜しんでいてはいけないのではないだろうか?