歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

新入社員の試験

本日2回目の更新です。

昨日まで、新入社員の学科試験がありまして、

と言っても、来年4月入社予定の学生さんたちです。


今日はこの灰皿の話題を!

昨年の7月にインターンシップを行い、

「営業の面白さ」というテーマで学生さんたちに就労経験をしてもらいました。

本社の鶴見で1日、その後箱根の強羅の研修所で1泊2日の都合3日間のインターンシップ

35名の学生からエントリーがあり

この中で、やる気を試す「100文字程度の意気込み」を提出してくれた7名に絞り込んでのインターンシップでした。

また、その7名の中から、昨年9月に「エコール見本市」に参加の5名に絞込み

今月から選考を始めています。

箱根強羅の研修が終わり、しばらくして学生の一人がふっと当社に現れました。

インターンシップでお世話になったお礼に皆で箱根で買った「灰皿」

これを代表して、私に持参してくれたのです。

裏には、マジックで参加者一同の感謝の気持ちが記されてました。

そして、何も書いていないはがきが一枚添付されており

その瞬間、「やられた」と思いました。

研修中にPILOTの消せるボールペンを売り込むロールプレイングゲームをしたのですが

この際に、私は「インクに特性があり、摩擦熱で一度書いた文字を消しても、さらに冷蔵庫で急激に冷やせば文字が浮き出てくる」と説明しました。

これを応用して、消した文字を浮かび上がらせてください。

というメッセージだな!とすぐ冷凍庫に入れしばらくすると

彼らからの、感謝のメッセージがぎっしり詰まってました。

3日も研修をやっていると、情がわいてくるもので

その後、何回かのインターンシップに誘ったのですが

皆、私の教え子のような気持ちになってきます。


しかし、今月からの選考に関しては、

情を省く為、あえて他の者に選考を任せています。

一人の主観でなく、何人かの判断と試験結果等総合判断になります。

当社では、適正検査、や学力試験、面接、そして役員面接となりますが


実は、昨日までの適性検査や学力試験の最中

「大丈夫かな?出来ているかな?」などと親の気持ちになって落ち着かない自分がいるのです。

次回は、面接試験だとか

その日は、極力社内にいないようにします。

社内にいて、そわそわしないように!

仕事が手に付かないんですよ!

まあ、何はともあれ、学生さんたちには、

現在の不況の時代は、正に「就職氷河期」です。

頑張ってもらいたいと思います。