歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

飯田橋で野宿

本日2回目の更新です。

さすがに歳ですかね!

疲れやすくなってます。

さて、昨日業界の会合で飯田橋に行って来ました。

学生時代、飯田橋駅横の「ラムラ」というショッピングモールでよくアルバイトをしていました。

と言っても、売り子とかでなく、「イベント企画会社」のバイトです。

芸能人やら、プロレスやらを呼んでのイベントです。

私は、ここで今に至るイベントノウハウを習得したと言っても過言ではありません。

当時、一回のイベントに学生バイトを80人くらい雇って、警備やら雑務を行っていた記憶があります。

その際に、たまたま大学の先輩の御姉さんの友達が、イベント企画会社の人で

後輩を10人以上連れて参加していました。

80人の学生バイトと言っても、それぞれ違うルートできてまして、自分達が最大勢力でした。

また、山登りのクラブであると言う事で、何かと使える!と思ったのでしょうか?

私は、ディレクターの横でインカム(通信機)を持ち、各部隊への支持連絡係り専門でした。

各班のリーダー、サブリーダーは自分の後輩達、彼らを適宜に運用するのが私の仕事でした。

また、イントレという足場の設置など高いところの作業も、岩登りの経験から我々の担当でした。

今考えると、うまく使われていたなあとも思いますが!

その分、一般の学生バイトより優遇され日給は高かったんです。


イベント出演の芸能人やらの楽屋の仕事も、しばしば!

大体にして、芸能人は、表と裏が思いっきり違う事も知りました。

一番困ったのが、「むらさき太郎、次郎」のサルです。

舞台上では、あんなにおとなしく、よく言う事を聞いてますが

楽屋裏では、バナナ投げたり、食い散らかして、手に負えない状態でした。


そんな楽屋の中で、出演者に弁当を用意してくるのですが

たまに、困った出演者もいます。

普段は、弁当買いは後輩達に任すのですが

「アフリカからの太鼓演奏者」達の弁当には、困りました。

肉は、鶏肉しか食べられないとか、米は食べられないとか注文がすごくうるさいんです。

アフリカでは有名なアーティストさん達らしく、プロデューサーから直々に

「ちょっと八木君何とか要望聞いてあげて」との事

困りあぐねて出た結論が「マクドナルドのチキンタツタ」でした。



神楽坂手前の交差点に今もあるマックに御世話になりました。

アフリカのアーティストさん大満足の模様!

その光景にプロデューサーもディレクターもホッとしてましたが、

新たな指令が私に!

彼らの持ち込んだ、2階立てのアフリカの太鼓の夜間の警備です。

夜誰でも入ってこれる、アーケード下のモールに置いてあるので、酔っ払いなどに「いたずら」されないように急遽警備を手配してくれとの事!!

「誰かいないかな?探してくれないか?」と頼まれて!

結局、後輩達に部活のテントを持ち込ませ、私が一人で野宿する事になりました。

その思い出の場所が



ここ↑です。

半円形のモールの下に、大きな太鼓とその前に私のテント!

駅の真横です。今も変わっていないようですね!

都会の夜中は、本当に寂しいもので、酔っ払いどころか

人っ子一人いませんでした。

以上に寒かった記憶だけあります。

翌日も、ぶっ続けでイベントバイトしてましたので、

36時間ほど連続の勤務でバイト料は、たんまり貰った覚えがあります。

そんな、昔の野宿の記憶がよみがえる場所でした。