歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

滝つぼの恐ろしさ

本日2回目の更新です。

先日この様なニュースを見ました。

13日午後4時15分頃、大津市葛川坊村町、比良山系の三ノ滝を訪れていた「グリーンツダボクシングクラブ」(大阪市)所属のプロボクサー小松則幸さん(29)(大阪府寝屋川市)の行方がわからなくなり、一緒に来ていた男性が地元住民を通じて滋賀県警大津北署に通報した。

 同署と大津市消防局が捜索し、約2時間後、滝の底に沈んでいる小松さんを見つけたが、死亡が確認された。

 同署の発表などによると、小松さんは精神修養のため、京都市内の寺院から紹介を受けた滝を、トレーナーら計5人で訪問した。他の4人は滝に近づかなかったが、小松さんはトレーナーらの制止を振り切り、服を脱いで滝に下りていったという。


滝つぼの恐ろしさは、皆さん知らないでしょう!

私は、大学時代山登りばかりしてましたんで

沢登りも経験者です。

沢登とは、小滝などがある沢をひたすら登るのですが

岩登り同様、ハーネスにメットそして、滑(なめ)と言って水流があるヌメヌメ状態の岩肌を歩くので

足袋に、わらじをはいて登るのです。

滝とかで高さがあれば、ザイルで確保しながら登ります。


こんな感じ↑です。

背中に小さなザックを背負い、中の荷物が濡れない様にビニール袋で包み防水対策とします。

私は、小学校の頃、水泳を習っており(100メートルメドレーも出来ましたよ)多少泳ぎには自信がありました。

それでも、滝つぼを泳ぎきる事は、相当困難でした。

よく修行僧が滝からの水を浴びてますが、これは水量が少ないから出来るのです。

水量が多い場合、滝つぼの中は、底に向かって引っ張る流れで足をすくわれます。

ザックの中の防水した荷物(ビニール袋で密閉して、空気も含ませてます。)が浮きになり、

何とか浮いてはいても、水流により回転してしまうのがオチです。

自然は甘く見ちゃいけないのです。

久々に記憶がよみがえりました。