ふと思い出したので書かせてもらいます。
10月のとある土日に息子二人を連れ立って愛知県に行ってきました。
私の大好きな徳川家康公の岡崎市に泊まり、北の足助城と言う完全復元された山城を見に行ったのですが、その往路にて高速道路を途中降りて豊橋市の円忠寺さんに立ち寄りました。30年くらい前、ちょうど長男と同じくらいの大学生の時に愛知県熱田神宮から静岡県の久能山東照宮まで、家康公の城や古戦場などを2週間歩いて旅したことがありまして、このブログでも10年以上前に書いた記憶があります。
その時、お世話になったのが、この円忠寺さんでした。
当時テントを張らせてもらった駐車場はそのままで、なんと住職さんも私の事を覚えていただいてました。それはもう感動でした。
実は、この円忠寺さんで泊まらせてもらい、翌朝笹の葉に握り飯が3つ入ったお弁当を頂き、昼食に開けてみると「あなたの旅が最後まで無事終わりますように 円忠寺」と書いてあり、自然と涙がちょちょぎれて、人生最大のしょっぱいおにぎりでした。
その後も、旅の中で様々な難儀に遭遇し、何度も冒険を途中であきらめようと思いましたが、この一枚の一筆箋が頭によぎり、最後まで歩き切った大切な思い出でした。
今も、難儀にぶち当たってますが、最後まであきらめない、一人じゃない!そんな事を思う出させてくれる円忠寺さんでした。