歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

山での天気図とヘクトパスカル

本日当社は台風16号の直接的な被害はなく、無事に過ごせそうです。
伊豆諸島や千葉、茨城の方達は大変な状況でしょうから大手をふるってよかったとも言えないのでしょうが・・・・

さて今回の台風16号の予想進路からして、鶴見はそれほどの被害も無いだろうと予測してましたが、予想どおりでした。やはり大学時代の山登りの際の天気図の勉強が功を奏していると思われます。

当時、山の中のテントで夜ラジオからの情報で、天気図用紙に各地の気圧を書き入れて、自分たちで天気図を書いて、翌日の天気を予想しておりました。

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地図上の場所の各地点の気圧がラジオから流れてくるのを、皆で注意深く聞き入りその気圧を記入していくのです。

「アモイは曇り1020ミリバール南南東の風・風力5、南大東島は雨975ミリバール・・、名瀬は雨990ミリバール・・・・、北緯○○度、東経○○度地点は940ミリバール・・・とか・・・・」

地図にない地点も船舶やラジオゾンデだったかな?とかで情報が入ってくるんで、その都度その場所にマル書いて、天気と風向き、風力、気圧を書き入れそれらをつなぎ合わせて気圧配置を割り出し、状況判断をするのです。

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こんな感じです。

そんなある日、1992年12月1日の事

どこの山にいたのかは失念しましたが、NHKラジオのアナウンサーが

「本日から気圧の単位がミリバールからヘクトパスカルに変わります・・」

とあり、いつものように各地の状況が読み上げられるのですが、アナウンサーも慣れていなく、ヘクトパスカルとなかなか言えなく、最後の方が放送時間に間に合わす為、超早口になって訳が分からなくなったのを覚えています。

ヘクトパスカルって言いにくいですよね!笑