歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

退役防衛装備の行方

3月のとある日曜日に

ベイブリッジがある鶴見の大国町の海釣り公園まで行きました。

その帰り際に、RORO貨物埠頭にあるものを発見しました



分かりますか?

ローターが外された2機のヘリコプターでした。

しかし、これはただのヘリコプターではありません。

これは1986年1月に要人輸送専用機として、総理府(現:内閣府)が3機導入したヨーロッパ製のAS 332Lでした。

この頃、。日本の貿易黒字解消のためにアメリボーイング社から政府専用機を購入することになった際に、

同じく貿易黒字であったヨーロッパ諸国にも配慮するために、同時に本機を購入することになったと言われています。



そしてこれら3機は木更津の陸上自衛隊で特別輸送隊の要人輸送機として

東京サミットでも活躍しました。

しかし2005年に老朽化後継機にあとを譲り退役したのですが。

この塗装は、まぎれもなく・・・・・みーつけた!

最近、海上自衛隊のTC-90などがフィリピンに無償譲渡?とかされてたりしますが

標的として使われるもの、スクラップとして処分されるもの

様々でしょうが、あの2機のAS 332Lはどうなっちゃうんでしょうかね?