本日は久しぶりに歴史と我が文具業界についてです。
本日の主役は、この方!
あれ?どっち?と思われるかもしれませんが
右側の方!セキセイ株式会社の上田社長です。
私はかねがね、上田社長を、徳川四天王の一人である井伊直政の家老である木俣守勝に重ねて見てしまっています。
現在大河ドラマとして放映されている「女城主井伊直虎」の井伊家の
柴咲コウさん演じる直虎が育てた、井伊直政は
徳川家では、赤備えの精鋭部隊の大将として頭角をあらわします。
若い直政は、文武ともに優れておりました。
小牧長久手の戦いの際も、旧武田家の赤備え部隊を踏襲し、活躍しました。
関ヶ原の戦いの際も、東軍の最先鋒として島津勢に挑んでいます。
その井伊直政の家老として、直政をサポートしたのが木俣守勝です。
井伊直政は大身の大名になってからも
一騎駆けの個人武功をめざし、しばしば本営を留守にしたので
守勝はその穴埋め女房仕事が多かったことと思われます。
もともと、守勝は徳川家康の直臣で、若い直政の補佐役として井伊家に付属された武将で
家康の信頼も厚い、優秀な武将でした。
歴史上で、井伊直政の武勇が際立つのは、この木俣土佐守守勝が陰で支えていたからに他なりません。
ちなみに、セキセイ株式会社さんは今年で85周年
もともとファイルのメーカーでしたが、今ではワイヤレススピーカーなど様々な文具、また文具以外の商品を製造販売する会社です。
最初に上田社長と一緒に写る方(左側の方)がセキセイ株式会社の西川会長です。
上田社長の上司ですが、この方が業界内でも凄いバイタリティの持ち主で
毎年、なんでやねん手帳と言うものを発行し
常に、世の中のあらゆるなんでやねんと言う疑問を洗い出し
商売に結び付けるという方なのです。
昨年の伊勢志摩サミットの際も、石川県の輪島塗のボールペンを開発し
政府に売り込みをかけ、各国首脳の調印用ペンとして話題を作り上げました。
この様な、業界の勇である西川会長は、まさに「井伊直政」のような存在!
それだけに、そのサポートをして、会社を切り盛りする上田社長のご苦労はいかばかりなものか
西川会長が業界で活躍できるのも、木俣守勝の様な優秀な家老たる上田社長あってのこと!
そして、その木俣守勝にも関口何右衛門など優秀な部下がいて
その方たちの優秀さに支えられておりました
セキセイ株式会社さんもまさに同じ
杉山さんたちのご活躍のおかげですね!
そして、彼らの背広の胸元には、青いセキセイインコの徽章が・・・・
85周年を記念して、西川会長が考え出したそうですが
翼を広げたセキセイインコってあまり想像できませんでしたが
酉年の今年に、より羽ばたこうと言う姿勢は、見上げたものですよね!
この企業姿勢は、これからも見習っていきたいと思いました。
ちなみに、セキセイさんの新商品は下記のものです。
セキセイより、手のひらサイズなのに高音質・大音量・多機能なスマホ用ワイヤレススピーカー「VOICE ONE(ボイスワン)」(4104円)が登場しました。
音楽の再生はもちろん、カメラのシャッター機能など多彩な便利機能を搭載。お家、旅行、アウトドアなどいろんな場面で活躍しそうです!