歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

安土の思い出

先日テレビで信長の安土城の麓に駐車場の事が出ていた。



どうも、安土城の土地の持ち主である�ハ見寺は、駐車場を無料にし

隣の市営駐車場は有料とのことで、トラブルになっているらしい



まあ、私にとっての関心事は

駐車場の料金の話ではない。

30年近く昔に、歩いて琵琶湖周辺を旅した際の記憶との違いである。

まず、安土城のある安土山は、当時無料だったはずなのだが



今は拝観料をとるらしい

当時、私は前夜の宿泊地の彦根で時間をとりすぎ

さらに、安土の向かいの観音寺城で時間を費やした為

安土に到着したのは、夜遅くだった。

寝床としようとした屋根付きの休憩所で、

天井からヤモリが落ちてきて

寝袋から出した私の顔に直撃して、

仕方なく駐車場にテントを張って寝たのだ。

これが人生最大の生命の危機になったのだが

私の記憶だと、その駐車場はアスファルト敷きだったはずなのだが

テレビで近況を見ると



あれ?砂利敷き?

私の記憶が曖昧なのだろうかそれとも砂利に変わったのであろうか?

しかし間違いなく当時は、アスファルト敷きだったのだ!

何故なら

私がテントで寝ていると

深夜、周りが騒がしく爆音で埋め尽くされた。

その駐車場は、当時暴走族の集結地だったようで

私のテントは、完全に暴走族のバイクに囲まれ、周りをグルグルと暴走しながら

鉄パイプで、地面のアスファルトを叩く音がしていたからだ。

当時、疲れていたこともあり

「これは、完全に殺されるな!どうせ死ぬなら、寝ていた方がマシかな!」

とあきらめ、熟睡モードになったのだが

翌朝、目が覚めてみると、どうも生きているようで

痛い所も無い

所持金や装備も全て無事!

「なんだ昨日のは夢だったのか?」とテントに外に出てみると

テントの周りのいたるアスファルトに、鉄パイプを打ち付けた跡があった

九死に一生を得た体験だけに鮮明に記憶している。

やっぱり30年近い年月は、状況を変えるのだね。