歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

賭博は死罪!

今国会で急浮上してきたカジノ法

どうなんでしょうかね?

ギャンブル依存症を心配する意見もあり

だったらパチンコや競馬はいいのか?と言う反論もあり

カジノなら北朝鮮からのミサイルにならずに良いだろうとか

様々な意見がありますが

私個人としては、ギャンブルは全く興味がありません。

だって私自身の人生がギャンブルそのものだから・・・・(笑)

さて、先日の楽しい入院生活の際に、たらふく読んだ歴史の本の中に

家康公記と言う書物がありまして



徳川家康に関する江戸時代初期に作られた書物の現代語訳版でして

歴代の将軍に、初代の家康公はこんな時こうした

といった経験談をつづり、将軍としてのふるまいを教えた本なのです。

この中に、豊臣秀吉の小田原北条攻め後に、

家康が旧領の三河遠江駿河、甲斐、信濃から

関東に入封になっいた際に、関東一円に

賭博を禁止した触れを出し、

仕事に専念する様にさせた一説があります。

風紀の乱れは当時の領主には、経済面での損失も出るからですが

当時の賭博の処刑は死罪でして

ある程度の見せしめをしなければ、秩序の維持になならないのでした

ちなみに、ある時、10人の賭博罪の罪人を処刑する際に

家康は同じ場所で10人処刑するのではなく

10か所で別々に処刑せよ と指示したと言うくだりがありました

少しでも多くの人に、処刑を見せることにより

最大の効果を持って、犯罪抑制策とする意向でした

つまりは、最小限の犠牲で、今後の犯罪処罰者を減らせとの話でした。

先人が何故賭博を禁止したか

死罪まで処罰を重くする必要性があったのか?

経済成長の柱にする前に、過去の事例も考慮しなければ

将来のマイナスになりかねない問題でしょう!