歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

震災のその時

書きたい記事ネタがずっと貯まっていまして

今日は震災の時のお話です。

この間の日曜日9月1日は防災の日

町会の方達42名で恒例の防災訓練をしてきました。



私達中町は、他の4町会と一緒に

我が母校である鶴見小学校に避難する事になっています。

毎年、防災の日は、ここに集まり訓練をするのですが

今年は5町会合わせて150人居ました。

そして、例年様々な訓練をします。



そんな訓練の中で、近年重視されているのが、要救護者の救出訓練です。



民生委員さん達が持っている一人暮らしの高齢者や、自力で避難出来ない障害者の自宅まで行き

車椅子や背負ってひなんを手伝うというものです。

毎年この訓練をしていると

自分たちの身近に、多くの要救護者がいる事を思い知らさせますが

これらの訓練は、大変有意義なもので

有効な避難経路を改めて考えさせられます。

数日前の越谷の竜巻でもありましたが

電柱が倒れたり、送電線が切れていたりすれば

車椅子などでの非難はできません。

また、国道は緊急車両優先で一般車が規制をかけられたり

帰宅難民で溢れかえることでしょう

であれば、電柱が無くモール化された商店街等が安全に避難できる道なのですが



そこですら、違法駐輪自転車で歩道が狭められています。

こんな事前検証の大切さをしみじみ感じるのですが

やはり、こういう訓練をしていたせいでしょうか?

二年前の3月11日震災当日

近所の顧問会計士先から走って戻り、会社の従業員やお客様の無事を確認後

近所の一人暮らしの寝たきり高齢者のもとに走り

無事を確認後、高いところにあった時計などをはずし

安全な状態にして

「何かあったらまた来ますから、心配しないでくださいね」

と玄関ドアを開けたままにしておき

しばらくして落ち着いてから、再度訪問したことがありました。

これから高齢化社会が進み

こういった要救護者は年々増えていくのでしょうが

鶴見中央地区の要救護者をすべて避難所に避難させても

避難場所の確保もできないのも事実

既に、この時点で計画は破たんしています。

これから、どうなっていくのでしょうかね?

その場その場の臨機応変が大切ですね!