歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

第67話 ゴールは間近

本日2回目の更新です。

大学時代の心に残るチャレンジの旅を書いてます。

本日は、この旅の歩き始めて12日目の事です。

駿府城を過ぎ、家康が少年時代

人質として勉学に励んだ臨済寺を見学です。



ここで、雪斎和尚に学んだんですね!

そして、近くの浅間神社なども参拝し

線路を超えて一路、久能山のふもとへ向かいました。



もうゴールの久能山は間近です。

その日は、陽が暮れて

どこかの大学前を通り過ぎると

サークル帰りでしょうか?

女子大生がやたらと多く、私が歩くバス道路で

かわいい女子大生たちがバスを待っていましたが

汚い格好の、大きな荷物を背負った私を、変な目で見てました。(笑)

でも不思議と恥ずかしさは無く

今まで世話になった人達への感謝やら、応援してくれていた人達の願いに応える事が出来た事に

かえって誇らしささえ有りました。


結局、その日は無理して久能山の麓まで歩き

翌日、早朝にゴールを迎える為、テントを張ります。

とあるお寺の門外に張らせてもらう事が出来ました。



ここで最後のテント生活をして、翌朝に備えます。

最後の夜は、色々と考えさせられるものがありました。

見も知らない人たちが、私を泊めてくれたり

食事を差し入れてくれたり

しかし、彼らは私に何も見返りなど要求していません。

人生の先輩たちに、多くの元気を頂き

自分が、社会人になったら絶対に恩返しをするんだ!

しかし、道ですれ違った人やら、ほとんどの人が連絡先など知りません。

その恩返しとは、その人達への直接のものでは無く

私と同じように、悩み苦しみ頑張る人達への同じ様な応援をする事!

「人生の先輩としての、見返りのない親切」

とこの時感じました。



つづく