歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

第58話 最後の宿営予定地

本日5回目の更新です。

大学時代の心に残るチャレンジの旅を書いてます。

本日は、この旅の歩き始めて9日目の出来事です。

浜松城を後にし、一路海岸線に沿った道を御前崎方面の大須賀町を目指します。

この日の宿営地は、横須賀城のそばのお寺でした。



実は、旅の計画書には、ここまでは宿営予定地がしるされており

事前に、電話連絡をし、

「庭先や墓地にテントを張らせてください。」とお願いしてましたが

ここから先の宿営地は、未定でした。

旅の計画時にも、9日間も歩けば、足が厳しい状態になっているだろうから

この後の静岡の久能山までは、適当に当日宿営地を探すつもりでして

ここが、最後の宿営予定地でした。

このお寺は、私が見たかった横須賀城のすぐ隣にありまして

荷物を置くと、降りしきる雨の中横須賀城跡へ



ここ横須賀城は、長篠の合戦後に

武田勝頼に獲られた高天神城奪還の為、家康が家臣大須賀康高に命じて作らせた城です。

遠目に見ると



この↑丘陵地がその横須賀城です。





小さな祠が今は立っているだけですが

その敷地は、公園や畑でした。


ここを徳川勢は拠点にし、武田に奪われた高天神城を攻撃したのでした。


さて、この地が私にとっては最後の安住の宿営地

この先は、すべて未定でしたので一抹の不安はありましたが

何とかなる!の精神でした。

そして、ここで眠りにつき翌日の旅に備えたのでした。




今日は、諸事情により

翌日の行程もUPします。


つづく