歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

第56話 大雨は下から注意

本日3回目の更新です。

大学時代の心に残るチャレンジの旅を書いてます。

本日は、この旅の歩き始めて9日目の出来事です。

浜松城を後にし、一路海岸線に沿った道を御前崎方面に歩き始めた私ですが

海岸沿いの道は、広く景色が見通せる気持ちの良い道でして

その上天気が快晴

ザックに例のごとく洗濯物やらを乾かしついでに干しながら

風は強いのですが気持ちよく歩いてました。

数百メートルにも及ぶだろう天竜川の橋にかかろうとした時の事です。



晴れているはずなのに、突然の雨粒がポツポツと落ちてきまして

歩く先前方の空が晴れているのに、

「おかしいな?」と振り返ると真っ黒な雲が私を追うように迫ってきており



明らかに大雨の気配!

「こりゃやばい!」と

速足で橋を通り過ぎようとしましたが

雲の速さが尋常ではなく、

私は橋の上で大雨に遭遇したのでした。

察知が早かった為、洗濯物をすぐに取り込み

早期にザックカバーや雨具を用意することができ

「ふっ これで完璧だ!」と一人旅に自信をつけてもいました。

しかし、尋常ではない雨量でして橋の上は瞬く間に水たまりができていきました。

元々車道の両隣に、一段高く歩道ができている橋です。

車道は、排水溝の排水限界をとうに超えた降水量に

水たまりと化します。

そこに大型のダンプやトレーラーが通ると

激しい水しぶきを上げるのですが

橋の上では、逃げようがありません。

自分の背丈よりも、はるかに高い水しぶきが、波のように押し寄せてきて

その度に、ずぶ濡れです。

ゴアテックス素材の雨具も、プールの中に入ったような大波の連続には

既に防水効果も無く、シミテックス状態!!

大雨は上からの物だと思ってましたが

予期せぬ下からの大波にも注意が必要と悟らされました。



しかしこの時の降水量は短時間のうちに尋常ではない物でした。

台風の影響は、まだまだ続きます。




つづく