本日2回目の更新です。
大学時代の心に残るチャレンジの旅を書いてます。
本日は、この旅の歩き始めて8日目の出来事です。
二俣城を出発すると、付近に当時の井戸櫓が復元されています。
確かそのあたりだったと思いますが
高札がありまして
徳川家康の金の成る木の話が書いてありました。
徳川家康は、諸侯に『金の成る木』を知っているかと尋ねた後、
1行書きで、3本の木を描きました。
「よろづ程のよ木」(万事がほど良いこと)
「じひふか木」 (慈悲深いこと)
「しょうじ木」 (正直なこと)
と
これを聞いた細川忠興がは更に、家康が書いた一行を木の幹に仕立てて
以下の『枝』を4本ずつ左右に描き加えたそうです。
「あさお木」 (朝早く起きること)
「いさぎよ木」 (潔いこと)
「しんぼうつよ木」 (辛抱強いこと)
「ゆだんな木」 (油断をしないこと)
「ようじょうよ木」 (健康状態が良いこと)
「かないむつまじ木」(夫婦が円満なこと)
「思慮深木」 (思慮深いこと)
「無駄な木」 (無駄なく効率的なこと)
これを以て『金のなる木』が完成でした。
この木のイラストをメモで写していた私はふと思いつきました。
これは、八本の枝の木だから
これこそ八木の木なのでは?
と
八木の木は八本の木でなく
八本の枝を持つ、『金のなる木』
そして、その幹の雄である私
(幹雄だから)
は、よろず程よき、慈悲深き、正直でなければと・・・・・・
こんな事を考えながら、その日の目的地である浜松へと歩いていくのですが
既に歩き始めて8日目、
極度の疲労と、初日の右足の火傷が痛み
それをかばって歩いていた為か?左足を痛め
引きずっている状態でした。
つづく